大阪湾のテンヤタチウオの王者を決めるべく、毎年白熱した戦いが繰り広げられる「大阪湾タチウオKINGバトル」。
今年は17船で88回の予選が行われ、総勢924人が参加した。
和歌山・加太の三邦丸で行われたセミファイナルでは、通過ボーダーが80尾を超える船もあり、歴代でも類を見ないほどの好釣果に恵まれた。
そんな激戦を勝ち抜いた18人と、昨年キングの東元氏の19人で争われた、今年の大阪湾タチウオKINGバトル2020のファイナル。
果たして優勝して8代目キングへと名乗りを上げたのは一体誰でしょうか!
朝一から高活性
当日の様子ですが、朝イチはかなり高活性。
猛者たちはどんどん、タチウオを取り込んでいきます。
中には前半で40尾を釣り上げた人もいましたよ。
後半戦は打ってかわり、濁りがきつく活性が落ちる
後半は濁りがキツくなり、即掛けやリアクションの釣りよりも、乗せる釣りや、少しステイを長めにとる釣りを展開する人にアタリが続々。
13時に納竿して帰港。
緊張の検量スタート
正直、誰が勝っているのか分からない状況で緊張の検量が始まります。
中には50尾を超える釣果もあり、誰が勝ったのか全然分かりません。
そしていよいよ検量が終わり、伊丹さんからのアナウンスで今年の王者が決まります。
第8代大阪湾タチウオKINGは中山武嘉氏
総勢924人の頂点に立ったのは中山武嘉氏。
船中唯一の60尾という釣果で見事大会を制しました。
2位は金森聡氏。
3位は今永航汰氏。
今永氏は前半戦で40尾を釣り上げたものの、後半戦の濁りの時間帯に追いつかれてしまったようです。
優勝者、準優勝者はどちらも、前半、後半ともコンスタントに釣られていた印象でした。
中山武嘉氏、優勝おめでとうございます!