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【岩城透のイカメタル行脚】 冬シーズン初期のヤリイカ攻略法

岩城透(いわき とおる)…若狭湾のイカメタルゲームの伝道師と呼ばれ、現在のブームの火付け役的存在。釣具メーカー「アニサキス」代表。ダイワフィールドスタッフ

ヤリイカはイカメタルゲームの対象となるイカの中では最もシーズナルに動くと言え、シーズン初期の深場から春先の浅場まで、全く違う水深のポイントの攻略が必要になることから、独特の面白さがあると思います。

そこで今回は、シーズン初期のヤリイカ攻略について、釣行レポートも踏まえて解説したいと思います。

深場はタングステン製が圧倒的に有利

冬場のシーズン初期は主にボトム中心の釣りになると考えられることから、まずはそのような深場でも釣りが可能になる20~30号のスッテが必須。

中でも、高比重のタングステン製のスッテはコンパクトなシルエットであることから、潮流の影響が少なく、私自身フィールドコンディションをキッチリ把握するまではパイロット的に用いることが多い、心強いアイテムです。

具体的に先日の釣行では水深120m、ベイト感度はボトム付近ということで、まずはタングステン製のスッテを単体で使用してボトム付近を狙います。

そして、潮流などのコンディションを見極めた上で、エギを取り付けたオバマリグに変更。ダブルで狙うなど、効率化を図るといったタックルローテーションでした。

実釣でのパターン

①ボトム付近を集中的に誘う

実釣では目にしたスッテに遠慮なく抱きついてきており、スッテはもとよりアクションなどを選り好みしている感覚がない状態でした。

私は、ボトムから上10mまでを集中的にリグをキープさせた状態で、時おり大きくシャクリを入れてリグに気付かせるイメージでコンスタントにアタリをだすことができました。

②追い乗りを狙う

掛けた1パイの後をほかのイカが追いかけてくる傾向が強いのもヤリイカの特徴。

イカを掛けてもすぐに巻き上げず、ゆっくりと巻き上げることで追い乗りを狙うのも、この釣りの鉄則。

あえてハイギアではなく、低めのギア比のリールをセッティングしたことで、ゆっくりとした力強いリーリングをよりスムーズに行うことができました。

③再投入で浅ダナを狙う

いよいよランディングというところで、ほかのイカが何バイか水面まで付いてきた場合、次の1投を一気にボトムへ落とさず、水面直下から10mほど落とし込んではポーズ。そして、また10m落とし込んで、といった具合に徐々に誘い下げると中層に浮いたイカをヒットさせることができました。

今後は、小さな群れがエリア全体に散らばっているような状態から、より大きな群れになってピンポイントに集中してくるといった具合に、その釣れ方にも変化が見られると思います。

(文:岩城透)

今期のヤリイカは開幕から好調。大型まじって数が釣れている。写真は筆者の釣果の一部

※当記事は2019年1月25日発売の週間釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。

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