【魚類最高峰の味!】日本にしかいない、濃厚かつさっぱりとしている「ビワマス」が、ウマ過ぎるので、ぜひ釣って食べ欲しい!
ビワマスとは
淡水魚の中でも、最高峰の味と言われる「ビワマス」。ビワマスは、日本国内、そして琵琶湖にしかいない固有種だ。
なので、食べることはもちろん、お目にかかることも難しいレアな魚のひとつと言える。
ビワマスを1度食べたことがある人ならば、知っているだろうがまさしく「絶品」と言える魚で、もちろん私もその虜になった1人。
そんなビワマスを、ぜひ1度は食べてみて欲しい、そして釣って欲しいと願う。
そこで、今回はビワマストローリングガイドで出船している京丸の釣行レポを含めて、皆さまにビワマスの魅力を紹介したい。
ビワマスが釣れる、琵琶湖へと釣行!
ビワマスはレイクトローリングと呼ばれる、アメリカの五大湖が発祥のトローリング釣法で狙う。
京丸でもその釣法を取り入れている。
「一体どんなタックルを用意すればいいの?」と思う人もいるだろうが、タックルは全て無料でレンタルできるので心配はない。
クーラー1つで釣行が可能なので、とてもお手軽だ。もちろん、釣り方などは石川船長が指導してくれる。

京丸は大浦ファイブオーシャンマリーナから出船している
そんな石川船長が、ビワマスの機嫌はどうだろうかと、冬の琵琶湖で調査を兼ねて出船。
当日は7時に出船し、ポイントまでおよそ10分ほどと近い、竹生島周辺を狙った。
船長がトローリングタックルを用意すれば、後は季節やその日の状況に合わせたスピードでゆっくりと船を動かして、トローリングを開始する。
すると、開始直後からいきなりゴゴン、ゴゴンと竿が舞い込む。船長がやり取りすると、湖面にキラキラと光るビワマスが見えてきた。
しかも、デカい! ネットインして計測すると、何と52cmの大型だった。
この後はキープ可能なサイズ(30cm以上)を3尾追加。
しばらくしてアタリが止まったため、そろそろ帰ろうかと思っていると、またしても大きなアタリが!
これも大型で、何と52cmだった。
50cmアップが2尾とは、調査にしてはできすぎな気が…。
始まりも終わりもよしな、グッドな調査となった。
絶品のビワマスを食す
釣れたビワマスはもちろん、美味しくいただく。
ビワマスは淡水魚だが、脂の乗りは抜群で、また脂はしつこくなく、サラっとしているので、脂が苦手な人でも比較的食べやすいのが特徴だ。
また、淡水魚特有の臭みは全くなく、とても上品なので本当に美味しい魚だ。
一般的にビワマスは2、3日寝かして食べるのが、脂が回り美味と言われるが、ぜひ食べて欲しいのは釣ったその日。
脂はまだ回りきってはいないのでさっぱりとしているが、何と言っても美味しいのがその食感。モチモチした歯ごたえが堪らない。
刺し身以外にも、しゃぶしゃぶ、唐揚げなど、どんな料理にも合う魚だ。

絶対捨てずに食べてもらいたいのがビワマスのカマの塩焼きだ。日本酒と合う、最高のアテ
ぜひ、皆さんにも美味しいビワマス釣りを体験し、その味を楽しんでもらいたいと思う。