各地で梅雨入りするなど徐々に夏を感じさせる時期となりました。
この時期から釣れ始める魚といえばブリやハマチ、カンパチといった青物の幼魚たち。
引きは青物だけに小さくてもなかなか楽しめるのですが、脂の乗りがイマイチで「味の方は…」なんてイメージの方もいるかもしれません。
でも、実は調理一つで美味しく食べられる魚でもあるんです!
今回はおつまみにオススメのレシピ「さんが焼き」のご紹介です!
さんが焼きは千葉・南房総の漁師料理
今回紹介する「さんが焼き」は千葉県南房総の漁師料理で、「なめろう焼き」とも呼ばれています。
漁師が山へ仕事に行くときにアワビの貝殻に「なめろう」を入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたことが由来となります。
呼び名も山の家で食べた料理ということで、「山家(さんが)焼き」と言われています。
材料(一匹分で約2人前)
今回はジグサビキで釣ったブリの子(ワカシ)1匹分で調理!
大きさも20cmほどで2人前を作るにはちょうどいいサイズです。
ブリの子は関東ではワカシ(ワカナゴ)→イナダ→ワラサ→ブリとよばれ、一方の関西ではモジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリといったように地方で呼び名が異なります。
・ブリの子 1匹 3枚におろした切り身2枚
・チューブショウガ 小さじ1(好みで追加してOK)
・ネギ 適量
・青じそ 6枚(巻くように3枚・混ぜるように3枚使用)
・みそ 大さじ2程度
・レモン 2切れ
作り方
お刺身ではないので多少実が崩れてもOK!
大きな骨は取り除くようにしましょう。
本来なら包丁でたたくのがベストですが、今回の「ココが時短ポイント」は手早くブンブンチョッパーを使用(いわゆるフードプロセッサーですね)!
これにて適度に混ぜ合わせます。
フライパンに油をひいて、両面を焼いたらOK!
お好みでレモンを振りかけるのもオススメです!
普段料理をしない方でも簡単!美味しいレシピ!
食べてみた感想は「お酒にあう!!!!」
みそのしょっぱさが効いていて、お酒がすすむ美味しさです!
釣りで疲れたあとの一杯に最高のつまみになります!
普段料理をしない方でもこの「さんが焼き」であれば簡単に、そして美味しく作ることができます!
奥様やお子様、ご家族の方にふるまってみてはいかがでしょう?
ぜひご家庭で試してみてください!