釣りをしていると、「外道が釣れた!」と言っているのを耳にします。確かに、釣りたい魚以外を外道と呼ぶのは分かります。
でも、魚だって好んで”外道”と呼ばれたい訳ではありません。
「№1にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン~♪」
何て、流行った歌があるように、もしかすると気付いていないだけで、めちゃくちゃ美味しい外道もいるのではないのか!
ということで、「釣れた”外道”を食べてみた」と題して、つりそく編集者 松井が実際に”外道”と呼ばれる魚を食べてみました。
※外道とは、ターゲット以外に釣れた魚のことを言います
コガネスズメダイ
今回、紹介する魚は、コガネ色に輝く熱帯魚的な見た目をしている「コガネスズメダイ」。
スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属、堤防でもよく釣れる、スズメダイの仲間です。
今回は三重・島勝沖の水深40m前後で釣れました。
釣れた瞬間に、こっそりクーラーボックスへとイン。帰港後、釣果を見せてと船長に言われましたが、この魚を取り出すのは少し恥ずかしかった…。
なぜなら、15cmぐらいしかなかったから(笑)。
とまあ、コガネスズメダイは小型の魚です。
帰宅したら、さっそく捌いていきます。ウロコは少し硬い感じ、そして内臓を出すと、小さな体なのに脂がありました。
これは期待できそうですよね!
魚を洗って、塩を振り、焼いていきます。
15分ほどグリルで焼きました。頭は黒くなりましたが、魚体はコガネ色。う~ん、手を付けるのにちょっと気おくれします。
妻もあまりの黄色い魚体にはビックリ。
気おくれしている場合じゃないと、身をほぐします。
ということで、実食!
あれ、臭みがない。しかも、まあまあウマイ。
ほんのりと旨味があって食べやすい。小骨が少し多いですが、味はイケます。
お酒を飲まれる方には、焼酎がオススメ。
10点評価をすると、厳し目に評価して5点でした(笑)。
まあまあイケるってやつです。
今回の実食はこれにて終了!
次の”外道”が手に入るまで、しばらくお待ちを。