【筏で夜釣りが楽しめる!!】型揃いのチヌが高確率で狙える魅力の釣り場を紹介

日本海側のカカリ釣りのチヌは、小中型の数釣りができる夏チヌモードに入っている釣り場も多いですが、春の乗っ込み期同様に大型のチヌが高確率で狙える釣り場もあります。

そんな釣り場のひとつが、福井県小浜湾の仏谷。

▲波静かな湾奥にある児島の筏群

ここは春の解禁から児島の筏で50cm前後の大型チヌが高確率で狙えるポイントですが、実は夏場も型揃いのチヌがよく上がるんです。

仏谷には双児島、萩ノ下、児島と3カ所のポイントがありますが、春同様にコンスタントに良型、大型のチヌが上がっているのが、小浜湾の湾奥にある児島の筏。水深は5m前後と浅い所が多い釣り場ですが、型狙いに関してはピカイチのポイントです。

そんな児島の筏、夏限定のプランですが、筏で夜釣りが楽しめるんです!!

夏限定の児島筏オールナイト釣り

児島筏で夜釣りができるのは、仏谷の大住渡船。例年、7月1日から8月31日までの期間限定で渡船をしてくれます。

児島筏の夜釣り
◆渡船時間:17時~翌朝7時
◆料金:1人3,500円

釣り時間は、夕方から翌朝までのオールナイト。料金は日中の釣りと同じで、とってもリーズナブルです。

この児島筏の夜釣り、何が魅力かと言うと、日中の暑さを避けてチヌ釣りが楽しめるのが最大の魅力。そして、釣れるチヌも型がデカいんです!!

今期は、大雨や悪天候などの影響で、夜釣りの渡船回数は少ないですが、夜釣りの初渡船となった4日には、1人でチヌの35~47cmを8尾!! うち40cmオーバーが7尾と30cm級は1尾だけで、型揃いの好釣果が出ました。

▲7月4日宇治の荒木氏チヌ35~47cm8尾

釣り人の話では、この日はほとんどエサ取りはおらず、アタればチヌだったそうで、20時頃からアタりだし、深夜2時頃までポツポツとアタリが続いたそうです。エサはサナギを使っていたようですが、船長の話ではほかに冷凍カキ、アケミ貝、オキアミなども有効だそうです。

▲7月11日栗東の西村氏チヌ41~51cm6尾

▲7月11日宇治の荒木氏チヌ38~47.5cm4尾

釣り方は、ブッ込み釣り。チョイ投げや遠投をしてエサを着底させ、仕かけは動かさずにじっとアタリを待つのがよいそうで、竿を2、3本出して狙う人が多いとか。タックルや仕かけは日中のカカリ釣り仕かけと同じで大丈夫ですが、夜釣りは大型がくる確率が上がるのでハリスは3号以上が必須とのこと。実際、3号でもブチ切られるバラシが続出しているそうです。

夜釣りのキモ

夜釣りのコツとしては、「釣り場の水深が浅いので、懐中電灯などのライトで海を照らさないように気を付けて釣るのがキモ」と教えてくれました。夜釣りに通うベテランの中には大きめの箱を持参して、仕かけ作りやエサ付けなどは、その箱の中で行い、極力光を水面に漏らさないように気を遣って釣りをしている人もいるそうです。

また、暗い中での取り込みになるので、タモは大きめのモノを持参するのがオススメ。日中ならスムーズにいく取り込みも、ライトを照らせない暗い中ではバラシも多いようで、そんな時は大きめのタモが役立つとのこと。

あと、蚊などの防虫対策と冷え込む日もあるので防寒具は持参するのが好ましいそうです。また、夜釣りなので釣行前の天候確認はもちろんですが、自分の体調管理と可能なら2人以上での釣行が望ましいですね。

日中も好釣果が上がる仏谷

ただ今の仏谷は、年なしクラスを含めて、日中にも好釣果が上がっています。

▲草津の吉田氏が上げた55cmの特大チヌ

さらには、サビキや天ビン釣りでは30cm前後の良型を頭にマアジも多数。

夜釣りが苦手な方は、日中でも十分に楽しめそうですね。

 

夜釣りで涼しく快適に年なしを狙える小浜湾仏谷の筏は、アタれば良型、大型が高確率です。今夏は、アナタも1度チャレンジしてみてはいかがですか。

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