カカリ釣りデビューにも最適な数釣りシーズン到来!!【筏で夏チヌが狙い目です】

筏やカセからのカカリ釣り、主なターゲットはチヌ(クロダイ)ですね。

日本海側では、春のチヌは乗っ込み時期とも重なって「型狙い」となることが多いですが、夏から秋にかけてのシーズンは、型は小、中型がメインになる釣り場が多いものの、「数狙い」が楽しめます。

「数が狙える」と言うことはアタリも多いので、ビギナーの入門にもピッタリなシーズンと言う訳です。

カカリ釣り場のメッカのひとつ、福井県小浜湾では本格的な数釣りモードに突入し、正しく「夏チヌ本番」を迎えている釣り場があります。

小浜湾の西側にある若狭大島の筏です。

夏チヌ本番モードの小浜湾・若狭大島

若狭大島の西森渡船の釣果を見てみると、20~30cmの小、中型が主体ですが、連日数が上がっており、2ケタ釣果が続出しています。

7月19日は冠者島筏で小野里氏がチヌ25cm前後を22尾。エサはサナギ、シラサエビ。

涙水筏で辻村氏がチヌ21〜29cmを40尾。エサはサナギ、コーン、オキアミ。

7月20日は冠者島筏で土屋氏がチヌ22〜32cmを36尾。

水温が高くなり、エサ取りも多くいる時期なので、エサはオキアミのほかに、サナギやコーンなど底で残るエサが有効です。

チヌは小、中型と言えど力強く引き込んでくれるので、カカリ竿を使った細糸でのやり取りは楽しさ満点。アタリも多いので、初中級者が楽しむには最適です。

そして、油断は禁物。全体的には小、中型が主体とは言え、時おり良型、大型もくるので数だけでなく、釣り方によってはサイズにも期待ができそうですね。

▲7月21日に朝倉筏で上野氏がチヌ48cmをサナギで

チヌは各筏で好釣果が上がっており、釣り場に偏りがない分、誰にでもチャンスはアリです。

若狭大島・西森渡船の筏

西森渡船では、若狭大島の小浜湾内側に沿って、各所に筏が設置されています。

主なポイントは、以下の通りです。

朝倉

水深8m前後で全6基。春の大型狙いに実績ある波静かな全天候型のポイント。

冠者島

水深10~15mで全3基。潮はやや速いが、夏~秋のチヌは数釣りが楽しめる好ポイント。

葉夫

水深10~12mで全4基。潮の流れが複雑で中、上級者向きだが、チヌ、アジともに狙える好場。

涙水

水深8~12mで全8基。潮は釣座の左右に流れて釣りやすい初心者にもオススメのポイント。チヌは型、数ともに期待でき、アジ、スズキも狙えます。

 

ほかに、大浦(水深10m前後で全2基。潮が緩く初心者にも釣りやすいポイント。乗っ込み期の良型チヌやアジ狙いが特によい)や、朝倉一文字(水深10~15mで入り江の入口に伸びた釣り場。足場がよく、チヌのほかアジ、イカ、スズキ、メバルなど魚種多彩に狙える釣り場)などがあります。

筏は全てトイレ付きなので、女性や子供と一緒に釣行する場合も安心です。

夏チヌが本番モードに入った福井県若狭大島の筏で、チヌ釣りを楽しんでみてはいかがでしょう。今なら、ビギナーの入門にもピッタリですよ!!

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