イマの「東京湾テンヤタチウオ攻略」に!井上直美・なおちんが使ったチタントップロッドが激効き

タチウオ特集

東京湾でのタチウオ釣行。

井上直美さん(なおちん)がテンヤタチウオで、大型タチウオを釣り上げた。

その攻略法は、今の東京湾テンヤタチウオで効果的な「細かく誘ってテンヤを移動させすぎない」というもの。

【なおちん×東京湾テンヤタチウオ】井上直美のドラゴンは、移動距離を抑えた細かい誘いの賜物だ

そこで使用した竿が、アルファタックル「アルファソニックタチウオテンヤ」

これが、かなりキテる。

今回はアルファソニックタチウオテンヤについてご紹介!

アルファソニックタチウオテンヤ

まずはアルファソニックタチウオテンヤのスペックから。

品名 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) 元径(mm) オモリ負荷(号) カーボン(%) グラス(%) メーカー希望
小売価格
(税別)
190 1.90 2(B) 138 132 1.1 12.0 30~60 85 5 35,000円
175 1.75 2(B) 134 103 1.5 10.0 30~60 80 10 32,000円
190M 1.90 2(B) 149 123 1.4 10.0 30~60 85 5 34,500円

※2(B)=バットジョイント2ピース

アルファソニックシリーズ

さて、「タチウオテンヤ」を紹介する前に、改めて「アルファソニック」とはなんぞや?という部分を駆け足でご紹介。

アルファソニックは、アルファタックルの船竿におけるハイスペックモデル。同じくアルファタックルの「海人」シリーズの上位に位置します。

アルファソニック全体の特徴を見ると、チタン穂先を搭載した機種が大部分を占めます。

チタントップを採用

アルファソニックタチウオテンヤも例に漏れず、3機種ともにチタン穂先を搭載しています。

出典:アルファタックル公式アルファソニックタチウオテンヤ詳細ページ

アルファソニックタチウオテンヤに関していうと、穂先にかけてのカラーが機種で少し違って、190はホワイト&オレンジ、175と190Mはオレンジ単色となっています。

ちなみに、ブランクスデザインも多少異なります。190に関しては、フォアグリップに感度面をアシストするアルミアシストフォアシステムを採用しています。

写真上が190、写真下が175のデザイン

アルファタックル公式アルファソニックタチウオテンヤ詳細はこちら

使用ロッド・175サーベルフッカー

なおちんがセレクトしたのはアルファソニックタチウオテンヤ175。

シリーズ中、最も短い1.75mでフレキシブルな操作感があり、もちろん3機種の中で最軽量。

いまいちど175のスペックを見ておきましょう。

品名 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) 元径(mm) オモリ負荷(号) カーボン(%) グラス(%) メーカー希望
小売価格
(税別)
175 1.75 2(B) 134 103 1.5 10.0 30~60 80 10 32,000円
チタントップのメリット

なんといっても最大の特長は、チタン穂先。

超高感度なCTS(コンポジットチタニウムソリッドトップ)、形状記憶チタン合金トップなのです。

チタンのメリットは、まず非常に高い感度を誇ること。またそれは手感度だけでなく、目感度にも。復元力が高く、わずかなアタリも大きく表現してくれます。

先日アップしたショートムービーをチェックしてほしいのですが…

小さなコツンというアタリを非常に分かりやすく表現しています。このあたりはチタン穂先のメリット。

冒頭に述べた通り、現時点での東京湾テンヤタチウオは、ごく小さなテンヤのアクションと移動距離を抑えた誘いが効果的。わずかなショートピッチで竿を動かしながら小刻みにリールのハンドルを巻いてピタリと止める。

この時にカツンッと突き上げるようなアタリが多く、それを手感度で、そして目感度で捉えらえるアルファソニックタチウオテンヤは心強い相棒。

独特な極先調子

加えて、独特な極先調子なのが175の特徴。

「チタン」というメタリックな響きを聞くと、〝硬い〟とイメージされる方もいるかもしれませんが、むしろ逆。非常に繊細です。

これが極先調子であることで、誘いから止めた時の安定が速いのと、穂先だけがお辞儀をしている状態からコツッというアタリが出た時に、「アタリを大袈裟に表現してくれる」とでもいいましょうか。めちゃくちゃ分かりやすい。チタントップと調子、これがすごくマッチしているんですよね。

ちなみに、掛けることはできなかったものの、恐らく居食い系のモゾモゾアタリも明確に表現していました。

ガイドはオールSiCリングガイド。穂先周りはLDB、バットにはKWを採用。軽量小口径ガイドを多点で配置する「マイクロガイド・パフォーマンス」でスムーズな曲がりと高感度を実現

また、レングス的にややショートで、さばきやすい長さというのも特徴。それでいて、グリップエンドにかけてはしっかり長さが取られていて脇挟みしながら小幅に動かすのも非常に楽チンな印象でした!

リールシートにはグラファイトポリマーをスペシャルブレンド。手の平にフィットする扁平形状とスモールトリガーで、女性にも「握り疲れ」が少ないデザイン

結論、東京湾テンヤタチウオに〝推し〟です

結論からいえば、現在の東京湾テンヤタチウオ攻略に、推しですね。

小幅な誘いからのカツンというアタリ、これが分かる。かつ独特の極先調子が、そのアタリをさらに表現する。

そして、小さな誘いをダイレクトに伝えてくれるレングス、ピタリと止まる安定感。

そうそう、もうひとつ。バットパワーも十分で、上がってくるまではドラゴンが登場するとは思わなかったのも付記しておきたいです。

それから……見ていて楽しかった。コンッというアタリ、モゾモゾしたアタリ…。すごく掛けにいくタイミングが分かって面白かったのです。

また、最後にイヤらしく価格のことを言ってしまうと(笑)、3万円台前半から中盤という価格帯。実際に購入する時は、もう少し安くなっていると思うのですが…。チタントップながら、この価格帯はハッキリいってお得。

しなやかな金属穂先は破損なども少なく、それでいてこれまで述べた通りシビアなアタリも分かりやすい。

ごく個人的な感想をいえば、コレ実は「これからテンヤタチウオ始めるよ」という方が手にしたら、メッチャこの釣りの楽しさが分かるんじゃないかと。そんなことを思わせてくれるアルファソニックタチウオテンヤであったのです。

 

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