秋本番を迎えて、各地ではアオリイカを狙うアングラーも多いと思います。
このアオリイカ、シーズン初期は堤防からでも意外と簡単に釣れますが、季節が進むとビギナーにはなかなか厳しい釣りになってきます。
船のナイトエギングがイチオシ!!
そんな堤防から釣り辛くなる、これからの時期にオススメなのが夜に船からアオリイカを狙うナイトエギング。
特に、福井県の各地で行われているカカリ釣りのナイトエギングでは、ティップランスタイルの狙い方と、キャスティングの二刀流で楽しめます。
若狭の釣り船が、ナイトエギングのアオリイカ狙いに出船し始めたのは、9月10日を過ぎた頃から。それから台風のシケ休みなどを挟みましたが、海況よい日にはコンスタントな釣果が上がっています。最近の釣果を以下にピックアップしてみます。
9月11日はアオリイカよい人55ハイ。初めてチャレンジした方も2人で20パイほどゲット。
9月19日夕方便でアオリイカよい人40パイ。この日は台風後のウネリがありましたが、型はだんだんよくなってきていますとのこと。
9月14日夕方便で出船。夕方の日のある時間帯は船を流すティップランでポツポツ。日が暮れて集魚灯を点けてから暫くは沈黙でしたが、だんだんと活性が上がり後半は入れ乗りの人もいて、アオリイカ1人9~60パイ。ほとんどの人が20~30パイ以上の好釣果。
9月21日半夜便で五目とアオリイカのリレー便で出船。アオリイカは1人6~23バイで、この日は月の影響で乗りが渋め。日中の五目はレンコダイ、チダイ、カイワリなどで土産に。
9月22日アオリイカよい人から23バイ、21パイ、15ハイ、12ハイ、12ハイ、10パイ、7ハイ、7ハイ、2ハイ。この日は月夜周りでしたが、たくさんのイカが浮いていたそうで、満月でこれだけ釣れるなら、月が小さくなるこれからはいい感じになりそうとのこと。
また、「釣果アップの秘訣は、エギを交換していくこと。同じエギで狙うと乗りが悪くなります」とは船長談。エギは2.0号〜3.0号で、エギの自重がノーマルから50gまでになるようにシンカーも揃えてくださいとのこと。
9月22日アオリイカ、マイカ半夜便でアオリイカよい人10パイ。この日は暗くなってからアオリイカが浮いてきましたが、反応が悪く、見えイカを釣るのは難しかったそうです。
船からのナイトエギングは、陸っぱりからは狙うことができないポイントを狙うことができるので、堤防から狙うエギングに比べてスレにくく、初心者にも数釣りができやすいのが魅力です。
底取りさえできれば、ヒットチャンスは誰にでもあるので、追加シンカーを用意して、着底が分かるようにしておきましょう。これができればエギのロストが減って、アタリが増えるハズです。
また、船の周りにアオリイカが浮いてくることもあるので、そんな時はキャスト用のエギングタックルでサイトフィッイングも可能です。
エギングは好きだけど、なかなか釣果が伸びないと言う方は、ぜひ若狭湾の船からのナイトエギングにチャレンジしてみてください。きっと釣果アップが狙えると思います。