年々テクニカルになるグレ釣り。
使用するアイテムが少ないゆえ、1つひとつのアイテムもこだわらないと釣果に結びつきづらくなりつつあります。
今回紹介するのは、サシエをナチュラルに同調させ、ゆっくりと沈下させるための“軽さ”と、大型の強烈な引きに対応する“強さ”。そんな相反する機能を持ったグレ鈎です。
身軽グレ【オーナーばり】
オーナーばりグレ鈎史上「最軽量」「最強」。
「身軽グレ」は、同社グレ鈎「遠投ハヤテ」に比べ、重量は10.8%も軽量化に成功、それでいて強度は“タフワイヤー”を採用することで28.3%アップ。

出典:オーナーばり
昨今のグレは沖の潮目に浮遊し、ゆっくり沈下する刺しエサに反応しやすいと言われています。また、上下運動による活発は捕食活動が減少し、横側からエサを捕食するため、鈎からハリスまでの距離ができる限り水平にならないといけません。
つまり、”仕かけが立っている状態”ではグレは食いづらい、ということ。
このような背景から、より軽量化された鈎が必要となります。
テスター陣が絶賛
磯に海藻が少なくなっている。いわゆる磯焼け。
この原因が温暖化なのか、酸性化したのか等々については私は分からないけど、海藻が少なくなった現象だけは確かです。
海藻を食べているグレにとっては死活問題です。海藻がなければ何を食べているのかと言えば、潮目に浮遊しているプランクトンを食べているのです。
潮目は潮がぶち当たる所で沖目に多く見受けられます。つまりは沖の潮目を狙わなければ、グレは釣れないのです。
さらに此のプランクトンは水面直下で浮遊しているので、それに合わさなければ釣れないのです。浮遊層を通過した餌には見向きもしません。
つまりゆっくりと刺し餌を餌を沈下させることが不可欠であり、そのためには軽い鈎が要求されます。そこで開発されたのが、「身軽グレ」なのです。
最近の自然条件に対するため、必要に迫られた究極の鈎と言えるでしょう。
高水温のせいか大型の活性は低く、マキエとサシエとの同調時間を極力長くなるよう釣りこなさないと、反応しない状況。そのような時、自重の軽い鈎が必要となってきます。
そんな日は「身軽グレ」がマッチした1日となり、私の釣りをサポートしてくれました。
それにしても「身軽グレ」、よう釣れますわ~!!最高ですわ~。
「身軽グレ」はオーナーばりグレ用の鈎では最軽量の鈎のため、他の鈎では重量が仇となり、エサを吸い込み切れない時にでも『スッ』と口にしてくれます。
さらに新素材タフワイヤーを使用したため、強度が増し、ハリ先も鈍り難いので、吸い込んだ瞬間ハリ先が立つ感覚です。
エサトリはあまり気にならないのに、ツケエサはなくなる…そんな経験ありませんか? これは意外とグレなんですよね~。喰いが渋いとエサトリ名人になるグレ!
昨年より使用した「身軽グレ」、春先の喰いの渋いグレと対峙し、あらためてスゴい鈎が出来たもんだなとタモ入ったグレを眺めながら感心したものです。
スペック
号数 | 希望本体価格 | 重量(標準ウェイト・自重) |
---|---|---|
3 | ¥300 | 20.8mg |
4 | ¥300 | 25.8mg |
5 | ¥300 | 31.7mg |
6 | ¥300 | 37.8mg |
7 | ¥300 | 46.7mg |
オーナーばり公式「身軽グレ」詳細ページはこちら