つりそく船釣りクラブの2月の釣行会は、兵庫・須磨沖の名物「メバル」。
兵庫・須磨沖の名物「メバル」
今回は須磨浦から出船している、仙正丸に乗船。最盛期に突入したメバル釣りを楽しんできた。

▲須磨の仙正丸
ポイントが近く、水深も浅い
2月24日、須磨浦の桟橋を離れた仙正丸はおよそ10分ほどで、須磨沖25m前後のポイントへ到着した。
船長が指示ダナをアナウンスして、さっそく釣りをスタート、仕かけを投入する。この日狙ったのは、1.5~2mほどの岩礁があるポイント。
根掛かりしないように仕かけを上げておく
「底を攻めると、すぐに根掛かりしてしまうため、岩礁の分、仕かけを上げるように」と、船長から指示があったので、それに従い、釣りを楽しむ。
釣り方は、底から1.5~2m仕かけを上げて、ステイ。アタリがあってもこちらから合わせず、向こう合わせでよい。
この日は朝から雨が降り、釣り人には釣り辛い状況。しかし、しばらくすると、左舷の胴の間の人がヒット! ゴゴン、ギュインと竿が絞り込まれた。
メバルが掛かれば、少しステイして追い食いを待つが、この日は食いが渋いのか、追い食いをしてこなかったので、丁寧にやり取りして、1尾をキャッチ。
ここから、ポツポツとメバルがヒット。船へとメバルが取り込まれる。
「さぁ、これからだ!」と、思ったが風が強くなり、雨と風で、釣り辛い状況になったので、船長の判断で早上がりすることになった。
この日は、悪天候で釣果を伸ばすことができなかったが、今期は全体的に型がよく、良型はもちろん、30cmオーバーの尺メバルも上がっている。
帰港後は、メンバーとリベンジを誓い、この日は幕を閉じた。
仙正丸では、しばらくはメバル狙いで出船の予定。水温が最も下がる時期は過ぎたので、これから少しずつ水温が上がり、安定すれば、良型まじりにメバルが期待できそうだ。
船のメバル釣りは、やり込むとハマる、奥深い釣り。テクニカルではあるが、攻略しがいのある、魅力のあるターゲットだ。