今冬から大阪・泉佐野の上丸で始まった「ひとつテンヤ五目」。

メインターゲットを絞らずに、マダイやレンコダイ、アマダイ、根魚など、美味で多彩な魚種が釣れています。

ライトタックルで誘い、アタリがあれば掛け合わせていく釣りで、ゲーム性も十分。

そんな「ひとつテンヤ五目」を体感しようと、GWに上丸に乗船してきました。

海況よく「夢の島」へ行ければ、魅力溢れる高級魚や大物が続々!!

「夢の島」と、上丸の常連から呼ばれる、遠征先の紀伊水道のポイント。そこでの上丸の釣果には、マハタやガシラ、アマダイにイトヨリなどなど、「美味魚」と言われる魚がズラリと並びます。

そんな美味なターゲットを多彩に狙えるのが、上丸の「ひとつテンヤ五目便」。

ライトタックルに、テンヤというシンプルな仕かけで誘いを掛け、アタリがあれば即掛け合わせてやり取り。

ゲーム性も釣趣も、タップリと詰まった釣りです。

釣行日の2日前と前日は、その「夢の島」へ遠征して、この上の写真のような、マハタやイトヨリ、アマダイ、レンコダイ、マダイなど、美味魚三昧の釣果。ビギナーでも入れ掛かりの時間帯もあり、船中全員がクーラーに十分な土産を確保していました。

ただ取材日は、南寄りの爆風予報。船長の「行ける所までは行く」という条件付きで、紀淡海峡を抜けて紀伊水道を南下しました。

途中、水深65m前後の「アマダイやヒラメが狙えるポイント」で2流しほどしましたが、潮が動いておらず不発。ここでは先日にアマダイやヒラメが上がったそうです。

そこから、さらに30分ほど南下した所でエンジンがスローになり、開始の合図が出ました。

ここは、水深47m前後の起伏のある岩礁帯。

底を取ると、すぐに穂先を震わせるアタリがでました。掛け合わせると、これはベラ。

そこで、船が少しポイントをズラすと、今度は力強いアタリがでました。

掛け合わせたロッドが大きく曲がります。姿を見せたのは、ガシラの25cmオーバーでした。

根魚の好スポットに入ったのか、そこからは船中でアタリが連発します。

パターンを掴んだ人は5尾、6尾と入れ掛かりで追加して、早くも土産は確保。

上丸の常連でベテランの五百旗頭氏は「ちょっとマシかも」と上げたのは、30cm超の良型ガシラでした。

同氏は、すぐに同サイズを追加。30cmオーバーの連発に満足気でした。

その後は予報通りに波風が強くなったので、後半は紀伊水道を北上して、大阪湾内へ移動。

マダイの反応はあったものの、当日は食い渋く、小ダイが上がったのみで納竿となりました。

当日は荒天で本命ポイントまでは行けず、ガシラがメインとなった釣果でしたが、波と風が穏やかで「夢の島」へ遠征ができれば、多彩な魚種で何が釣れるか上がってくるまでのお楽しみの、美味魚三昧が堪能できる「ひとつテンヤ五目」。

ライトタックルで手軽に狙えて、ゲーム性も抜群なので、アナタも1度体験してみてはいかがでしょうか？

ハマること請け合いですよ！