海上釣堀の釣座に着いたら、まずは仕掛けを組んで、マスの中の水深を確認します。多くの場合、底はネット(網)になっているため、この水深が分かっていないと引っ掛かって、仕掛けをロストしてしまう恐れがあります。というか、なかなかの確率でそうなります(笑)。
また底付近の魚にもアプローチするためにも、この水深(タナ)を把握することはかなり重要。
そこで使用するのが、タナ取りオモリ。各メーカー、特徴のあるタナ取りオモリを発売しているので、それぞれ紹介していきたいと思います。
海上釣堀 マリンボックス タナとりオモリ KG がまかつ

出典:がまかつ
がまかつの海上釣堀ブランド「MARINE BOX」から登場している「海上釣堀 マリンボックス タナとりオモリ KG」。
KGとは、形状記憶合金の略で、輪っかのとこがその部分。
カラーが2種類があり、まずアピールイエローは魚の活性を上げ、食欲を刺激する効果があるため、活性低そうだななんて時にオススメ。逆にプレッシャーを与えないようにするには、ステルスブラックを使用。ただ大きく釣果に繋がるワケではないので、お好みで使用していいみたいです。
針を輪っかに掛け、ベルクロで挟めばOK。針先をしっかり隠しましょう。
ヒネリの入った針でも、引っ掛かりにくいのが特長です。
■カラー
ステルスブラック、アピールイエロー
■サイズ
直径90mm
■オモリ号数
8号相当
■希望本体価格900円
がまかつ公式「海上釣堀 マリンボックス タナとりオモリ KG」の詳細ページはこちら
海上釣堀タナトリ一発 第一精工

出典:第一精工
第一精工からは「海上釣堀タナトリ一発」。レンコンのような穴の開いた円盤型のタナ取りオモリです。
針は、中央のスリットと円盤のスリットを合わせ、ラインを入れます。中央まで持っていき、金属部を回転させスリットをズラします。
その後、針を金属部の穴に刺し込みセット完了です。
円盤の直径は8cmあり、網目から落ちずに正確に計測可能。ゆっくりと沈んでいくので、糸フケが出にくく、初心者にも安心して使えるかもしれませんね
スペック
■サイズ
φ80x22mm
■重量
39g (約6号)
■価格(税込)
770円
第一精工公式「海上釣堀タナトリ一発」の詳細ページはこちら
釣堀 タナトリシンカー ハリミツ

出典:ハリミツ
ハリミツからは、「釣堀 タナトリシンカー」。このタナ取りオモリは、魚の活性を上げることを前提に作られた、活性アゲアゲなアイテム。
カラーもイエローはマダイとシマアジ向け、レッドは青物向けとなっており、狙いを定めて使用するのが効果的か。
装着方法は、輪っかにあるチューブに針先を差し込むだけ。夜光パイプとなっているので、これもまたアピールになりますね。
■オモリ
6号
■価格(税込)
660円
ハリミツ公式「釣堀 タナトリシンカー」の詳細ページはこちら
海上つり堀 タナ取り物語 カツイチ

出典:カツイチ
カツイチは「海上つり堀 タナ取り物語」。巻き上げ抵抗が少ない「三角形ステンレスフレーム」を採用し、針を掛ける「シリコンストッパー」は遊動式。
時には胴突き仕掛けのオモリとしても相性抜群です。底物のヒラメやクエを狙う場合、活躍してくれそうですね。
■オモリ
8号
■希望小売価格
500円
カツイチ公式「海上つり堀 タナ取り物語」の詳細ページはこちら
ただのタナ取りオモリですが、それぞれひと味違った魅力があり、使いやすさも変わってきます。
ぜひ参考にしてみてください。