イカメタル・オモリグの基本について、メジャークラフトのヒロセマンこと広瀬達樹さんにインタビューした内容をお伝えしてきた『教えてヒロセマン!』。

広瀬達樹(ひろせたつき) プロフィール
今回は番外編!
即実践できる「イカメタル&オモリグで釣果を伸ばす“3つのキモ”」について教えてもらいました!
①カラーローテーションは大事!
ヒロセマン「Vol.3で『カラーは気にすな!』と伝えましたが、カラーローテーションをすることは釣果に直結する重要な要素です。
例えば、派手なカラーで反応が悪ければ、地味なカラーに変えてみる。それで派手なカラーで釣れたのであれば、その中でも夜光のカラーは何色がよいのか…と突き詰めていく。そうして当日の当たりカラーにいち早く気付くことができた人は、やっぱりたくさん釣ります。
オモリグだと当たりカラーとは別に、大剣が抱いてきやすい色があったりもするので、そこを探していくのもオモリグの面白さですね!」
②イカがバレてしまったときは「カンナ」を要チェック!
ヒロセマン「夜になり集魚灯を焚くと、イカのアタリが増えて楽しくなってきます。ただ、1点気を付けて欲しいのが、夜になるとアタリが増える分、掛けた後のバラしも必然的に多くなります。そんな時は1度仕掛けを回収しましょう。
スッテやドロッパーのカンナをよく見ると、ゲソや墨溜まりがカンナに付いていることがあります。こう言った異物は必ず外しましょう。イカは臆病なので、異物が付いていると途端にアタリが減ってしまいます。異物を見つけたら即除去。覚えていおいてくださいね!」
③イカを取り込む際は掛かり方を要確認!
ヒロセマン「掛けたイカが水面に近づいてきたら、どこに掛かっているかを見てみましょう。もし、足1本で掛かっていた場合は無理に抜き上げてしまうと抜けてしまう可能性があるので、タモを使って確実にキャッチすることも釣果を伸ばすポイントです。
特に『ビッグアイ・シリーズ』はアタリを増やす黒いバイトマーカーに、刺さりのよいカンナを使っているのでヒットが多い! だからこそ、触腕の先でアタックしてくるイカも獲っていけます。
船べりで貴重な1パイを逃がしてしまうのはもったいない! 最後の最後まで慎重になって損ナシです!」
【オマケ】スピニングのイカメタルが絶好調!
ヒロセマン「最後にもう1点。すぐに実践できると言うワケではないのですが、スピニングのイカメタルが最近のお気に入りなんです。理由はよく釣れるから!
と言うのも、ここ数年イカメタル人口も増加してきて、船の真下を狙うベイトの釣りでは爆釣を狙うことが難しくなりました。そこでスピニングの出番。
ベイトに比べてキャストした際の飛距離が出るので、日中・夜問わず、広範囲を探ることができて釣果を伸ばしてくれます。
私が使っているのは『エギゾースト1G・イカメタルモデル』。パワーはMとMHがありますが、軽いメタルスッテ(~15号あたり)を使うのならM、それ以上も視野に入ってくるのならMHがオススメです。

兵庫県・三尾エリアでは【EZ1IM-S632MH】を使用して釣果を伸ばしていた
今までベイトでイカメタルを楽しんでいた方も、1度スピニングを使ってみてください。広範囲に探れるので、釣れるイカが増えるハズです!」
次回の釣行でお試しあれ
以上! 「即実践できる「イカメタル&オモリグで釣果を伸ばす“3つのキモ”」を紹介しました!
記者的には、オマケで紹介したスピニングのイカメタルは注目度マックス。なにせ、まざまざとその実力を見せられましたので…。
気になった方は、ぜひ実践してみてくださいね!
過去の記事はこちらから
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イカメタル・オモリグを始めたばかりの人に向けたレクチャー動画となっているので、お見逃しなく。