暑い夏にオススメの釣り
今年の夏も猛暑が続き、連日、熱中症警戒アラートが発表。釣り人にとっては、過ごしにくい時期となっている。
夜のイカメタルも日中の暑さを回避できる釣りのひとつであるが、この時期、16時頃から始めるブラックバスの釣りもよい。その中でも、少し水に浸かることのできるポイントへ行くのがオススメである。
足首辺りまで水に浸かり、涼を取る。日によっては、先行者にも出会わず、景色を独占でき、のんびりとした時間を過ごせる。
私自身、バス釣りは人に語れるほどこなしていないが、涼しげな足元と、この景色を求め、毎年この時期に通っている。
そういったポイントは、バスにも時合が存在し、その時間までは、ベイトのキャスティングの練習にもってこいである。
タックルだが、今ベイトフィネスにハマっており、アジング用に準備したタックルを使用している。
ラインのみフロロの6lbに巻きかえ、0.5gぐらいのネイルシンカーを挿したネコリグをキャストしていく。
バスには、いろいろな釣り方があるが、ネコリグにでるアタリに、なぜかハマってしまった。
ソルトルアー経験者だと、PEでキャストしそうであるが、ラインはフロロで。
アジングのように、ボトムでステイしていると、「コンッ!」という明確なアタリが、フロロを通じてベイトリールまで伝わってくる。
アジングのような早アワセは必要なく、アタリの後は竿を送っていくか、ベイトのクラッチを切り、魚の気配を十分に感じてから、しっかりとフッキング。
そこから、ズシっとした魚の重みを感じながらのファイトタイム。時おり見せる水面ジャンプは、魚体の確認も相まって、興奮度合を上げてくれる。
そして、シャローまで引き寄せ、姿が完全に見えた時は、嬉しさで魚に駆け寄っていく。そして、口に親指を差し込み、持ち上げた瞬間に、歓喜が訪れる。
自然の中で暮らす魚と、ライン1本で繋がるということの素晴らしさを、感じ取れる一瞬だ。
今回のノミラボ実験結果は、「夏は軽く水に浸かりながら、大自然の中での釣りはオススメ!」であった。
陸っぱりの釣りなので、ランカーサイズはまだ目にしたことはないが、ここでは50cmオーバーも稀に姿を見せてくれる。
涼を取りながらできるこの釣りは、手軽なタックルで行けるので、オススメである。
淡水のため、釣行後の片付けも非常に楽なのは、渓流などの釣りと同じだが、手軽にパッと行けて、気軽に魚と出合える、この時期のバス釣りは最高である。
皆も、天気のよい日に、自然の中で自分だけのお気に入りポイントを見付けるのも、よいのではないだろうか。
この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ 誰かがやらねば…。
(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)