暑い時期でも楽しめる大自然の中での釣りはいかが?

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

暑い夏にオススメの釣り

今年の夏も猛暑が続き、連日、熱中症警戒アラートが発表。釣り人にとっては、過ごしにくい時期となっている。

夜のイカメタルも日中の暑さを回避できる釣りのひとつであるが、この時期、16時頃から始めるブラックバスの釣りもよい。その中でも、少し水に浸かることのできるポイントへ行くのがオススメである。

足首辺りまで水に浸かり、涼を取る。日によっては、先行者にも出会わず、景色を独占でき、のんびりとした時間を過ごせる。

私自身、バス釣りは人に語れるほどこなしていないが、涼しげな足元と、この景色を求め、毎年この時期に通っている。

そういったポイントは、バスにも時合が存在し、その時間までは、ベイトのキャスティングの練習にもってこいである。

タックルだが、今ベイトフィネスにハマっており、アジング用に準備したタックルを使用している。

ラインのみフロロの6lbに巻きかえ、0.5gぐらいのネイルシンカーを挿したネコリグをキャストしていく。

バスには、いろいろな釣り方があるが、ネコリグにでるアタリに、なぜかハマってしまった。

ソルトルアー経験者だと、PEでキャストしそうであるが、ラインはフロロで。

アジングのように、ボトムでステイしていると、「コンッ!」という明確なアタリが、フロロを通じてベイトリールまで伝わってくる。

アジングのような早アワセは必要なく、アタリの後は竿を送っていくか、ベイトのクラッチを切り、魚の気配を十分に感じてから、しっかりとフッキング。

そこから、ズシっとした魚の重みを感じながらのファイトタイム。時おり見せる水面ジャンプは、魚体の確認も相まって、興奮度合を上げてくれる。

そして、シャローまで引き寄せ、姿が完全に見えた時は、嬉しさで魚に駆け寄っていく。そして、口に親指を差し込み、持ち上げた瞬間に、歓喜が訪れる。

自然の中で暮らす魚と、ライン1本で繋がるということの素晴らしさを、感じ取れる一瞬だ。

今回のノミラボ実験結果は、「夏は軽く水に浸かりながら、大自然の中での釣りはオススメ!」であった。

陸っぱりの釣りなので、ランカーサイズはまだ目にしたことはないが、ここでは50cmオーバーも稀に姿を見せてくれる。

涼を取りながらできるこの釣りは、手軽なタックルで行けるので、オススメである。

淡水のため、釣行後の片付けも非常に楽なのは、渓流などの釣りと同じだが、手軽にパッと行けて、気軽に魚と出合える、この時期のバス釣りは最高である。

皆も、天気のよい日に、自然の中で自分だけのお気に入りポイントを見付けるのも、よいのではないだろうか。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ 誰かがやらねば…。
(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!