梅雨が明けると、大阪湾では気になり始めるターゲットが船テンヤタチウオ。
早い年ならすでに開幕を迎えているが、今年はチラホラと釣果は聞かれるものの、シーズン開幕と言うにはまだ…という気配。
そんな中、ダイワの西村豪太氏と郷原未来さんのGOGOコンビは、2020シーズンの船タチウオのNEWアイテムを引っ提げて、7月31日に淡路島・洲本沖へと今期のタチウオの様子を伺いに出掛けた。
最新ロッド「極鋭タチウオテンヤSP EX AGS184」の調子がかなり気になる
目移りするばかりの新製品の数々だが、記者が気になったのは、竿では「極鋭タチウオテンヤSP EX AGS184」。
この竿、今までの記者の極鋭のイメージとはガラリと一変、穂先が下を向くほど軟らかい。
だが、感度のよさは今まで以上と感じる。
タチウオのチョンとくる小アタリや食い上げのフッと浮くようなアタリが、ズンとかフワッと言う感じで大きくでる。例えれば、イカメタルロッドの穂先の感覚か。
極めつけは記者が横で見ていた時、ほんの少し竿先がブレた気がした。その直後、西村氏と目が合う。
「今、アタりました!?」と確認すると、「あれは潮でテンヤが動いたんだと思います」とのこと。
潮の動きでテンヤが水中でブレて、それが穂先にまで現れる感度に驚いた。
この日はまだ少し早かったのか、ドラゴン含め姿は見たものの全体的には不調。

掛けた後も今までの極鋭とは異なる独特の調子を見せる
ただ、潮が緩んだ時にはアタリも連発した。
大阪湾のタチウオは開幕目前、今期も新たなアイテムがゲーム性を広げてくれるテンヤタチウオに注目したい。
気になる最新アイテムの特集はこちら