モチモチでとっても美味しい! 最盛期を迎えた「モンゴウイカ」釣りをレポート!

寄稿:つりそく船釣りクラブ 藤原孝義

和歌山・美浜沖の
「モンゴウイカ」

11月に入り、和歌山・美浜沖で今年もモンゴウイカ釣りが始まりました。

いつも利用している美浜港の平良丸は、11月5日にモンゴウイカ釣りの初出船を迎えました。

モンゴウイカ狙いの名船「平良丸」

▲美浜の平良丸

この日のトップは6パイと、まずまずの釣果。その後もトップで2ケタの釣果が続き、順調な滑り出しとなっています。

そこで、つりそく船釣りクラブの林氏とともに、11月9日に釣行することにしました。

モンゴウイカは半夜便で狙います

当日は16時半に出船予定。林氏とは現地で待ち合わせし、私は15時半頃に港へ到着しました。すでに林氏は準備を終えており、16時過ぎに船長が到着。私の名前が1番に呼ばれ、乗船しました。釣座は左右のトモに構え、右舷に林氏、左舷に私が入りました。この日は釣り人が6人だったため、右舷3人、左舷3人と釣座の間隔もゆったりしていました。

ポイントまでは約30分で到着。水深27~28mでアンカーを降ろし、カカリ釣りを開始しました。船長からは「準備できた人から始めてね。釣れたら大声で呼んでよ」とマイク放送があり、いよいよ釣りスタートです。

私は30号のオモリにハリス4号1ヒロの胴突き仕掛けをセットし、3.5号のピンク系エギを装着して第1投を開始。着底後、素早くリールを2~3回巻き上げてアタリを待ちます。アタリがなければ、大きくシャクリを入れ、エギを跳ね上げるようにアピールする誘いを繰り返しましたが、イカからの反応はありません。

釣り開始から1時間が経過した頃、林氏から「右舷ミヨシの人が釣った」との情報が。エギはオレンジ系が効いているとのこと。

その後も同じ方が次々と釣り、1人で4、5ハイを釣り上げている様子でした。一方で、私を含め他の釣り人にはアタリがなく、焦りながらエギを変えて挑戦するも結果は出ません。林氏も苦戦している様子でした。

2時間が経過した頃、1回目のポイント移動が行われました。新たなポイントも水深はほぼ同じでしたが、私は作戦を変更。スピニングタックルに持ち替え、エギもティップラン用のものに変更。さらに、底取りをしやすくするために仮面シンカー20グラムを装着しました。

エギを30~40mほど遠投し、着底後にチョンチョンと小刻みに誘いを入れ、エギを底を這うように動かしていると、次の誘いを入れる際に「ズシリ」とした手応えが! すぐに合わせを入れ、慎重にリールを巻きながら「船長~!」と大声で知らせると、船長が無事にネットインしてくれました。ようやく1パイ目のモンゴウイカをキャッチ。時刻は20時10分でした。

その後、この誘い方で4ハイを追加し、2回目のポイント移動となりました。時刻は21時。残り約2時間の釣行となり、気合を入れ直します。移動後の第1投では、誘いを入れていると重みを感じ、合わせると再び「ズシリ」とした手応えが! これで1パイを追加。その後も同じ方法でポツポツとヒットし、さらに4パイを追加しました。

遠投して誘ってくるのがよかったです

この日は遠投し、誘いを入れながらエギをサビいて船下に戻すパターンが好調でした。

パープル系おカラーに反応が〇

また、ティップラン用のパープル系エギに反応が良く、アタリが多い印象でした。

筆者はモンゴウイカを10パイ釣り上げました

最終的に23時に納竿となり、私は10パイをゲット! 船中で竿頭となることができました。2番竿の方は8パイを釣り、船全体ではモンゴウイカ23パイ、アオリイカ1パイという釣果でした。

▲筆者の釣果

今後も海況が良ければ1人でも出船してくれるとのことで、さらなる期待が持てそうです。次回の予約も入れているので、また頑張りたいと思います。

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