ウキの役割と意味について
ウキ。
堤防でエサ釣りをする人には、切っては切れない釣り道具の1つ。
ルアー1本で釣りを楽しんでいるアングラーなど、ウキを使ったことのない人にとっては、「アタリを取る目印」くらいの認識だと思うんです。
ですが、実はウキにはアタリを取る以外にも6つも役割を持っているんです。
①エサを一定のタナに留めておける
これがウキを使う大きなメリットです。投げた先で、ウキより下の仕掛けの長さを調節することで、狙ったタナにエサを留めておくことができます。
②仕掛けを遠投できるようになる
針にエサを付けただけの仕掛けをでは、仕掛け全体の重量が軽すぎて近場しか探れなくなってしまいます。
ウキを付けることで、その重量が重くなるほど遠くへ投げることができるようになります。
③潮に乗せてエサを運ぶ
潮を受けやすいウキがあることで、潮に漂ってキャストでは届かない場所や、狙うのが難しい場所に仕掛けを運ぶことができます。
④潮の流れと方向が分かる
目印としての役割は、潮の流れの方向や速さを目視で確認できることにも一役買っています。
⑤付けエサ(ダンゴ)の有無が分かる
ウキ釣りではダンゴを使った釣りも多い。その際、ダンゴが針に残っている状態と、ない状態では、ウキの沈み具合で判別することができます。
➅タナを計ることができる
針にオモリを付けて、ウキ下を調整することで、ウキの沈み具合も見ながら、大体のタナを知ることができます。

△中には発光することで夜釣りを快適にしてくるウキもある
以上! 意外と知らない? ウキの役割や理由について解説してみました。エサを使ったウキ釣りを始める時は、ウキの役割を覚えておくとグッと釣果に繋がるハズです!