魚が見ている水中の世界って、どんなのだろうか。やっぱり赤は使わないの?

魚の目ってどんな風に見えているのか気になりますよね?

魚の目には人間の目とは異なる特徴があり、釣りの工夫に役立てることができます。魚がどのように見ているのかを知ることで、釣果をアップさせるヒントが見つかるかもしれませんね。

魚の目について考える

魚の目は、水中で効率的に物を見るために進化しています。

人間は焦点を合わせるときにレンズの形を変えるのですが、魚の場合はレンズ自体を前後に動かしてピントを調節しているんだそう。

また、魚の視界は非常に広く、種類によっては、左右でほぼ360度近くを見渡せることがあるんだとか。これによって、早くエサを見つけたり、捕食者から身を守ったりするのに適しているんだと思います。

遠くまでは見えない?

一方で、魚は遠くを見るのが苦手だそう。近距離の物にピントを合わせるのが得意なため、釣りの際には、仕掛けを魚が視覚で捉えやすい位置に投入することが重要となります。

適切なポイントに仕掛けを落とせば、アプローチの成功率が上がるというワケ。

色は?

さらに、魚は色を識別する能力も持っているといいます。

例えば、赤いルアーは浅瀬では目立ちますが、水深が深くなると光の波長の関係で赤が見えづらくなり、青や緑のルアーのほうが効果的になります。これを考慮して、釣る場所の深さや水の透明度に応じた仕掛けを選ぶことが大切です。

釣り糸メーカーも、こういったことを開発に取り入れて波長をカットしたり、着色したりしていますよね。

動きにも敏感

魚の目は動きにも敏感で、止まっている物よりも動く物に反応しやすい特徴があります。ですので、ルアーや仕掛けを使う際は、ただ置いておくだけではなく、小刻みに動きをつけることが効果的です。

いわゆるリアクションバイトを誘うということです。

魚の目の仕組みを理解すると、釣りの道具やアプローチの工夫に幅が広がります。この知識を活かして釣りに挑めば、今まで以上に釣果が期待できるかもしれません。

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