新鮮な魚を食べたい人は海上釣り堀に行くべし!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

日本人にとって、赤と白の組み合わせは、縁起のよい色の代表であることで、お正月にはマダイが重宝される。

そんなマダイを新鮮な状態でお正月に確実に食べようと思えば、選択肢は1つ。海上釣り堀である。

と言うことで、お正月に大阪の海上釣り堀岬の筏を2つ予約した。

マダイは、基本ボトムで釣れるので、しっかりとタナを取り、ボトムから30cm前後にエサを落とす。

この日は朝イチの放流ではなく、前夜に放流されたそうであるが、仕掛けを投入した途端、早速ウキに反応があり、1番乗りでマダイをゲット。今年もよいお正月が迎えられそうである。

その後も、マダイがチラホラと姿を見せてくた。

海上釣り堀では、定期的に放流が行われる。この日は、マダイ、ソイ、ハマチ、3年トラフグが放流された。

マダイ以外を狙う時は、仕掛けやエサを変更したり、タナを調整したりする。ウキ釣りではなく、ミャク釣りも効果的である。

時おり、足元を回遊するトラフグの姿が見えると、ブワっとテンションが上がる。この日は何かが合わなかったのか、3年トラフグは貸し切りした筏で、2尾の姿を見ただけだった。

3年トラフグを釣られた方は、きっと美味しいてっちりで、お正月を満喫できたことだろう。

海上釣り堀で釣果を上げるためには、エサの種類を多く用意し、その時の反応のよいエサを見付けることである。

今回も釣友チョイスのエサを全員分用意してくれており、私はいつも、そのエサのみでチャレンジしている。

個人的に独自のエサを用意する方もおり、いろいろなエサで多種の魚を狙うのも面白い。

この日、全体的に反応がよかったのは、ササミのニンニク漬け。カラーはイエローがよかった。

釣り終了後は、協賛いただいた賞品を、抽選で配布し、荷物いっぱいで帰宅した。

今回のノミラボ実験結果は、「お正月に新鮮な魚を食べたいなら、海上釣り堀へ行こう!」であった。

季節的には水温が低いので魚の活性は低めで、好釣果とはなりにくいが、確実にイケスの仲に魚がいるので、楽しみながら、比較的ゆったりと釣りができる。

マダイ以外にも釣れると嬉しい魚も狙え、追加料金は必要になるが、魚も捌いてくれるので、帰宅後すぐに新鮮な魚を食することができる。

お正月は家でゆっくりするのもよいが、海上釣り堀の予約を入れておくと、楽しいお正月が満喫できることは間違いないだろう。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ 誰かがやらねば…。
(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

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