皆さんは釣りをする時、どんなアイテムが1番大事と考えていますか？ 竿やリール、ラインなど…。考えれば考えるほどにありますが、釣りメディア編集スタッフの筆者が重きにおいていることのひとつが、”釣り鈎（フック）”です。
▲人気ターゲットの「尾長グレ」。口に掛かっているのは、がまかの高性能フック「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」
もちろん、誰もがフックの大切さを感じていると思いますが、少し前にその良さに驚いたことがありました。
ターゲットに合った形状か、サイズは合っているのか、鈎先は鈍っていないかなど、考えたらキリがありません…。
そのため、筆者は好きな磯のフカセ釣りでグレを狙う時にはさまざまな種類、号数の鈎を持っていっています。
その中で、本当によかったのが、がまかつの「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」。
A1 MシステムEX 尾長 シリーズ
出典：がまかつ
最大の特長は、チモト部分にタタキがないこと。
一番左が「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」。タタキをなくし、スリムな穴の加工をした「ゼロホール」を採用しています。
タタキがないことで、
・エサをチモトまで刺すことができる
・軽量化できるのでマキエに同調させやすくなる
など、たくさんのメリットがあるとのこと。ですが、実際に使ってみないとその良さは分かりません。
そこで、さっそく現場へ行き使ってみることに。
行ったのは、和歌山県南紀の磯。
2号5.3mの磯竿にリールはスピニング4000番、道糸、ハリスは4号を使いました。
南紀エリアで4号ハリスと言うと、太すぎると思った方もいるかもしれません。しかし、何度もハリスを切られたことがある筆者は、太ハリスで一発大物狙いにチャレンジしています。
この日もさまざまな鈎を使いました。尾長グレが多く、4号のハリスでも切られることも…。
しばらくしてから、満を持して「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」を使うことに。
マキエとサシエを馴染ませながらウキをシモらせて行くと、ギュインと引ったくるようなアタリが出ました。即座に掛け合わせてやり取り。焦らず、竿の弾力を生かして上がってきたのは、37cmの尾長グレ。バッチリと針掛かりしていました。
直後にもヒット！ この尾長グレは鈎を飲み込んでいました。
4号のハリスと言えど、油断していたらラインブレイクも多々ある尾長グレ。しかし、この鈎には結んだ後にチモトから数センチ程、ハーフヒッチを何度もしてハリスを強化していたためか、飲まれてもラインブレイクせず、何とか上げてくることができました。
▲ハーフヒッチでハリスのチモトを強化することができます
針を結んだ後にハリスを強化できるのも、「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」の鈎ならでは。かなり効果があったように感じました。
実際に使ってみてよかった、「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」の素晴らしさ。
新たな可能性を感じさせてくれる鈎です。
価格は決して安くはないですが、その分思った以上の効果をもたらしてくれるはず。
穴が小さいから結びにくいかな？ と思ったりもしましたが、全然そんなことはなく、結びやすかったです。
もう手放せなくなった「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」。
まだ使ったことがない方は、1度使ってみてくださいね！
がまかつ公式「A1 MシステムEX 尾長 シリーズ」の詳細ページはこちら
