駐車場やトイレ、自販機あり!柵もあって安全に楽しめる、ファミリーにも超オススメの釣り場を紹介!

寄稿:JOFI兵庫 池内真也

何度か寒波が押し寄せ極寒の日も多い中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

厳冬期でも釣り物に困らない、人気の釣り場 淡路の翼港

今回は、そんな真冬でもファミリーから上級者まで人出が絶えない、淡路市北部の淡路、翼港を紹介します。

翼港の略図

淡路インターを降りて国道28号を洲本方面に暫く南下したところにある翼港は、言わずと知れた超有名スポットで、淡路でもトップクラスの好釣場です。

駐車場、暑さ寒さを凌げる管理棟、トイレ、自販機、水道、ゴミ箱などが完備された施設で、釣り場には柵も設置されファミリーでも安心快適に釣りができます。

内側、外側含めるとかなり広い場所ですが、人気ポイントなので特に土日は混んでいることが多いです。

内側は流れも穏やかで釣りやすいですが、やはり人気は潮通しのよい外海側になります。際から水深もかなりあり、沖は20m以上あります。

底も根が荒く、根掛かりも多いのですが、その分、魚が本当に多いです。

狙える魚はキリがない

釣れる魚種はキリがないほど多く、チヌ、グレ、マダイ、コブダイ、青物、キス、カレイ、ガシラ、メバル、アジ、サバ、イワシなどなど…。

特にルアー、ノマセの青物人気が絶大で、時期には開園待ちの車列ができるほどです。

アオサを使ったグレ釣り

さて、そんな人気の翼港ですが、ここでの冬の風物詩になっているのが、アオサを使ったグレ釣り、いわゆる海苔グレです。

外向き一帯で狙え、際から数mの位置にウキを投げ、潮の流れについて歩き、ある程度流したらまた潮上に戻り投げ直す、こういう釣りをされている常連さんが多いです。

寒グレと言って冬のイメージのグレですが、実は低水温には弱く、海水温が13℃を割るようになると、オキアミなどの動物性のエサを口にしにくくなり、底付近で本来の食性である海苔をついばむようになります。

そこで、元々グレが多く、水深もあるこの翼港が海苔グレの好釣場になっています。

棒ウキに重ためのオモリにマキエなしでやられている方も多いですが、この日僕はいつも通りのフカセ釣りで狙いました。

タックル

・竿は磯竿1.2号 5.3m
・リールはレバーブレーキ付きスピニングリール2500番
・道糸1.7号、ハリス1.5号、グレ針4号
・ウキは0にガン玉G5 3ヒロに浮き止めを付ける
3ヒロまで落ちると、ウキごとゆっくり沈んでいくように設定

マキエはヌカとパン粉にオキアミ少々と、アオサを細かく切って混ぜたもの。サシエにもアオサを使用。

28cm頭に3尾ゲット

流石にこの低水温では活性は低く、午後の一瞬潮の緩んだ時間帯にポツリと釣り、28cmまでを3枚でした。

あと、サヨリが見えたのでオキアミで狙いました。

朝から来ている常連さんはグレを10枚ほど、釣られている方もいました。

今後水温が、さらに下がると、海苔グレは厳しくなりますが、フカセではチヌが釣れますし、大物志向の方は太仕掛けでの淡路名物コブダイ(カンダイ)が面白くなります。

また遠投カゴ釣りも期待できますよ。

この翼港は、釣り物が少なくなる厳寒期でも、何らかの釣果を得られる可能性の高い釣り場です。

天気のよい日には、1度行かれてみてはいかがでしょうか。

ゴミ箱も設置

翼港はゴミ箱も数カ所設置されていますが、基本、釣り公園ではありません。ゴミはゴミ箱に、できれば持ち帰りましょう。釣り場をマキエなどで、汚した場合は水で流すなど、釣り場環境保全に協力をお願いします。

また柵があるとはいえ、釣り場ではライフジャケットの着用をお願いします。

駐車場は600円(時間内出入り自由)釣りをする人1人あたり清掃協力金600円

開園時間は平日朝8時〜夜20時
土日祝は朝6時〜夜20時

開園時間、料金は変更されることがあります。釣行前に確認をお願いします。

最後に…

この時期、脂が乗り食べて美味しいグレですが、おすすめの食べ方をひとつ。それはズバリ、グレのチリソース。

一口大の唐揚げにしたグレを市販のエビチリの素に絡めるだけ。これがふわふわの身で、ご飯にもお酒にも最高に合います。

もちろんグレと言えば、刺し身、炙り、グレしゃぶが鉄板です。しかし思いのほか、量があって余ったりした時に、味変として唐揚げは最高です。

チリソース以外でも、チキン南蛮の素や油淋鶏の素などアレンジはたくさんあります。

また唐揚げにすることで、魚の臭みがかなり軽減され、苦手な方でも食べやすくなります。

ぜひ一度お試しを。

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