バチパターンでお馴染み「バチ抜け」が起きる条件って知ってる? 気になったので調べてみると…

毎年早春~春に掛けてはじまる「バチ抜け」。
シーバスやチヌ(クロダイ)を狙うアングラーは聞き馴染みのある言葉ですよね。

バチ抜けとは、ゴカイやイソメといった多毛類が産卵のため、地中から水面に抜けてくることを言います。

そんなバチ抜け、何を基準にして抜け始めるかって気になりませんか?

バチ抜けの要因

出典:ima

ゴカイについての論文を調べてみると、多毛類の生殖に影響を及ぼしている要因として大きく4つありました。

①温度
②塩分
③光周期(日の長さの変化)
④月周期

その中でも、光周期、大潮(月周期)が大きく関係しているようです。

どの器官が刺激を感じているのかは不明ですが、日の光や月の光によって「バチ抜け」を起こしている可能性が高いみたいですね。そのため、多毛類の種類によっては人工照明の増加によって、生殖リズムが乱れている可能性もあるのだとか。

大潮周りがバチ抜けのキー

大潮周りでプカプカ浮いているのはそういうことだったのか…と納得。

新月、もしくは満月周りの大潮はバチ抜けの合図なのかも?

バチ抜けを狙っているアングラーは、研究してみると面白いかもしれませんね!

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