釣りをしていて筆者がずっと思っていたこと。それは、「いろいろな鈎があるけど、鈎の違いで釣果に差が出たりすることってあるのかな」と、いうこと。
先日、筆者が行ってきた和歌山・湯浅のなぎ丸での磯のチヌ釣り。
その時に同行していた、がまかつインストラクターの前西喜弘さんが筆者に、チヌ釣りにおける鈎の使い分けについて教えてくれました。

▲がまかつインストラクターの前西喜弘さん。磯のチヌやグレだけでなく、タチウオ釣りなど多彩な釣りをハイレベルでこなす、マルチアングラーです
鈎の使い分けについて
前西さんがその時に使っていたのが、がまかつの「ファインチヌ」と「オキアミコーンチヌ」。

▲高性能な鈎を世に送り出している、がまかつのチヌ鈎「ファインチヌ」と「オキアミコーンチヌ」
「ファインチヌ」のカラーはシルバーですが、「オキアミコーンチヌ」はイエローカラー。商品名の通り、コーンをエサにした時に一体化するので、ステルス効果があります。
まずはどのエサを使うかによって、鈎のカラーなどの使い分けがでてくる、という訳です。
エサは、
・どのエサを好んで食べるか
・エサ取りがいるかどうか
で、チョイスが変わるのが基本ですが、そのほかにも、例えばコーンは質量が低いので、潮受けをよくしたい時、ゆっくりと仕かけを落としたい時に効果的です。
また、ダンゴを使う時はオキアミをエサに付けた上にダンゴを付けることで、オモリの役目としても使うことができるそうです。

▲オキアミの上にコーンを付けてエサ持ちをよくするほか、潮受けがよくなります
すごいですよね。鈎ひとつでもこれだけ奥深いことに驚きました。
ちなみに前西さんは、基本的にはオキアミからエサを使うそうです。これは、オキアミが最も柔らかいから。そこから状況に合わせて様々なエサを使うとのことでした。
鈎の大きさや軸の太さについて
エサの話になってしまいましたが、鈎の話に戻ると使う鈎の大きさや軸の太さになります。
狙うターゲットによって、その違いは出てきますが、磯や堤防などのフカセ釣りでのチヌ狙いにおいては、例えば、食いが渋く小さいエサを使いたい時は、小さな鈎を使います。
が、それ以外にも小さな鈎を使うことで、仕かけが軽くなります。逆に軸の太い鈎や大きい鈎は重たくなるので、仕かけをしっかりと沈ませたい時など、オモリのかわりとしても使うことができる、と言う訳なのです。
実際に鈎を変えるだけで、ウキの浮き方や馴染み方が大きく変わっていたことを感じることができました。
さまざまな鈎を持っておき、状況に合わせて使い分けることで、釣果に繋がるのでは? と、改めて思った筆者。
皆さんも様々な鈎を状況に合わせて使って、釣果を伸ばしてください。
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