春の釣りシーズン、皆さんはどんな予定を立てていますでしょうか。
ここでは、皆さんの春の釣行の参考にしてもらいたく、注目の釣り場を紹介したいと思います。
大阪・泉南 とっとパーク小島
ここへは府道752号(旧国道26号)深日から加太への府道65号に入って、小島漁港の手前にある、岬町海釣り公園・道の駅とっとパーク小島。道沿いにあって、分かりやすい場所にあります。
釣り場は鉄製の桟橋で、陸から200mほど海に突き出ています。先端に行くほど深く、水深は約25m。
桟橋の右(大阪側)、左(和歌山側)ともに、5mほど前方に魚礁が入っていて魚が付いており、季節の魚が釣れます。
魚影が濃く、アジやイワシ、サバなどから、ブリやサゴシ、アオリイカにコウイカ、ガシラ、メバル、マダイなどなど四季折々の魚が狙える。
ここは潮流が速く、特に大潮時は川のように流れたりと、複雑。その潮がわり時や、潮弛み時が時合の目安。
足下は金網状なので、小物類は落とさないよう、要注意しましょう。
今の時期、特に注目して欲しいターゲットが「ヒラメ」。
連日、1日2ケタ以上の釣果があがっており1人数尾釣っている人もいるほど。毎年ヒラメの釣果が多いものの、今年はいつも以上かというほど。
そのヒラメが釣れている釣り方が、「ノマセ釣り」なんです。
初心者の方でも、活きた小魚をエサに使う「ノマセ釣り」なら、手軽に大物のヒラメを狙うチャンスがあります。今回は、「エレベーター仕掛け」を使ったノマセ釣りを簡単に紹介!
ノマセ釣りとは?
アジやイワシといった生きた小魚をエサにして、それを捕食するヒラメなどの大型魚(フィッシュイーター)を釣る方法です。「泳がせ釣り」とも呼ばれます。
エサとなるアジやイワシは、釣り場でサビキ釣りをして確保するのが一般的です。もし釣れない場合や、手軽に始めたい場合は、釣具店で「活きアジ」などを購入することもできます。購入した場合は、エアーポンプ付きの「活かしバッカン」などに入れて、元気な状態で釣り場へ運びましょう。
エサの小魚は、鼻先にハリを掛ける「鼻掛け」が基本です。魚が弱らないように、できるだけ素手で触らず、濡れタオルなどで掴んで手早く付けましょう。(イワシは特に弱りやすいので、水中で付けるのがおすすめです)
エレベーター仕掛けは、さまざまな水深を探れるため、海底付近にいることが多いヒラメ狙いに効果的な仕掛けです。市販の専用仕掛けセットを使うと簡単です。
オモリをキャスト
まず、オモリと捨て糸(リーダー)だけを結んだものを投げます。
糸フケを取る
着底したら、リールを巻いて糸のたるみを取ります。
エサを付けた仕掛けをセット
道糸(リールから出ているメインの糸)に、活きエサを付けたハリス付きの仕掛け(スナップサルカン付き)を引っ掛けます。
仕掛けを沈める
仕掛けは道糸を伝って、エレベーターのようにゆっくりと海底に向かって沈んでいきます。エサの小魚が泳ぎ回り、ヒラメにアピールしてくれます。
アタリを待つ
あとは竿先に集中し、アタリを待ちます。
ノマセ釣りでは「早合わせは禁物」です。竿先がピクピク動くのはエサが泳いでいる合図。ググッ、グーン!と竿が大きく引き込まれるような強いアタリが来たら、しっかりと合わせましょう。
ヒラメは大型になることもあるので、取り込み用の「タモ網」は必須です。また、安全のためにライフジャケットは必ず着用してください。
とっとパークでのヒラメ釣り、ぜひこのエレベーター仕掛けのノマセ釣りでチャレンジしてみてください!
とっとパーク小島の利用料金&アクセスマップ
利用時間 | 単位 | 料金 | 障がい者手帳を お持ちの方 |
---|---|---|---|
終日 | 1人1回 | 大人:1,500円 小人(小・中学生):750円 |
大人:900円 小人(小・中学生):450円 |
イブニング (15時以降の入場) |
1人1回 | 大人:1,000円 小人(小・中学生):500円 |
大人:600円 小人(小・中学生):300円 |
当園では、中学三年生までのお客様には、必ずフローティングベストの着用をお願いしております。
未着の方はご入園いただけませんので、事前にご用意いただくか、当園にて販売しておりますものをご購入いただきますようお願いいたします。(※貸出は行っておりません)