究極のスタンダードスッテ「コロコロスッテ」に深場・早潮対応ヘビーモデルが追加

王道、そして究極のスタンダードとして名高いメタルスッテと言えば、シマノコロコロスッテ」。

出典:シマノ

オーソドックスな形状が結局釣れる……と言われるように、「コロコロスッテ」の形状は“The・スタンダード”。

それでいて基本性能を突き詰めており、タタキやシャクリといったアクションへのレスポンスのよさ、自身のアクション、フォールスピード、デザインも秀逸。

バランス力の高さから、パイロットスッテとして愛用するアングラーが多いアイテムです。

コロコロスッテに
30、35、40、45号が新たにラインナップ!

北は北海道、南は九州まで楽しめるようになったメタルスッテゲーム。

地域によってはケンサキイカではなく、ヤリイカやスルメイカを狙うところもある。だからこそ、重い号数の鉛スッテが必要となるシーンが増えてきました。

2025年、そんな声に応えるべく「コロコロスッテ」に、ヘビーどころの30~45号が新登場しました!

これにより、メタルリグで攻略できるエリアがさらに拡大。これまでオモリグしか釣りにならないような速い潮でも、メタルリグの釣りが可能になります。

30号以上のスッテともなるとロッドに大きな負荷がかかりゲーム性を損なってしまいますが、センターバランスに仕上げることで回頭性に優れ、ロッドアクションに機敏に反応。アングラーがイメージした通りにメリハリの効いたアクションでイカを誘うことが可能です。

また、重いスッテは取り扱いを誤ったり不用意に落とすとカンナの軸が曲がったり折れることがありましたが、30号以上の「コロコロスッテ」に関しては軸を強く作ってあるので不安なく使うことができます。

シマノ公式「コロコロスッテ」詳細ページはこちら

“イカ先生”こと富所 潤さんのインプレッション

北は北海道から南は九州までメタルスッテゲームが楽しめる地域が拡がり、ヤリイカやスルメイカなども狙うようになってきたことから、スタンダードなコロコロスッテに30号から45号までの重い号数を追加しました。これで、これまで以上に幅広いゲームが可能になりました。

今回新しくラインナップに加わった30号以上のコロコロスッテは、ディープで使うメタルスッテというイメージを持たれがちですが、潮が速い局面で威力を発揮します。これまでオモリグしか成立しないほど潮が速く流れる場面でも、メタルリグが可能です。潮が速い時でもメタルリグにこだわりたいというアングラーにぜひ使ってほしいアイテムです。今は80m以深のレンジを攻めることも珍しくないので、快適なゲームを楽しむためにも30号以上のコロコロスッテも取り揃えておくべきでしょう。

パイロットスッテとして秀逸なコロコロスッテは、船長から号数の指示が出た時に私が最初に結ぶスッテです。ポイントに到着したら少しでも早くイカの活性やアタリのあるレンジを察知するため、スタート直後は様々なアプローチを試す必要があります。どんな釣り方にも応えてくれるバーサタイルなコロコロスッテは、海況を問わずそのポテンシャルを発揮します。カラーローテーションに決まったパターンはありませんが、グロウとブルーグロウ、ケイムラの有無などを意識してローテーションさせていくとメリハリが効いて効果が期待できます。

なお、コロコロスッテはその形状からヒラを打ちながら素早くフォールします。コロコロスッテが状況にマッチしているようならば使い続けますが、潮が緩いと感じたら潮乗りがよくてスローに水平フォールするノリノリスッテに交換します。コロコロスッテとは対照的に安定した水平姿勢でフォールします。当日の状況に応じて使い分けましょう。

ドロッパー式にはフワフワスッテがマッチします。下のコロコロスッテとは傾向の異なるカラーをセットして、イカの掛かりを見ながらローテーションさせて効率的にヒットカラーを探ります。

今回45号までのラインナップになったことで、全国のフィールドでメタルリグが楽しめるようになったはずです。メタルスッテゲームの釣趣を満喫してください。

出典:シマノ

カラーラインナップ&スペック

カラーは全10色(30~45号)

アカミドリ

アカシロ

アカキイロ

アカミドリK

アカシロK

アカキイロK

ゼンクロ

ゼンアカ

パープルピンクK

レッドパープルK

スペック
全長(mm) サイズ(号) 重量(g) 本体価格(税別)
80 30 119 1,450円
85 35 139 1,550円
90 40 158 1,600円
95 45 173 1,700円

今年も盛り上がること請け合いのメタルスッテゲーム。

重めのメタルスッテを探していた人は、試してみてはイカが?

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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