春告げ魚と呼ばれるメバル。
その中でも、水深100mを超えるような深場で狙うオキメバルは、日本海の春の風物詩とも言えます。
そのオキメバルが、荒食いを見せ始め、日本海もいよいよ春本番の到来です。
京都府宮津・養老大島の裕凪丸では、浦島グリへのオキメバル便を凪の日を見て出船していましたが、穏やかな日も多くなり、本格的に出船し始めています。
その釣果は?と言うと、3月から4月上旬にかけては、ポイントにアミエビが湧いていたこともあり、感度はあれど、なかなか口を使わない状況で釣果も伸びませんでしたが、ここへきて一気に荒食いを見せました。
トップ50尾オーバーの爆釣!
爆釣日に当たったのが、4月10日。
この日は手返しの速さなどで釣果に差はありましたが、本命のオキメバルをよい人は55尾で、同数を上げた人が2人もいたそうです。
そして、船中では305尾と荒食いで、皆が土産十分の釣果。
型も23~35cmと大型もまじって、クーラーが満タンの人も続出でした。
オキメバルは、クロメバル同様に追い食いをさせるのが釣果を伸ばすコツ。
アタリがあってもすぐには上げずに、同じタナでしばらく待ったり、超スローで巻き上げて連掛けを狙うのが定番です。
それが高活性の時合と重なれば、胴突き仕かけにズラズラと鈴なりになって上がってくるのが魅力の釣りですね。
当日も上手く釣る人は、連掛けで数を伸ばしていたようです。
爆釣があった次の出船では、潮の流れが速過ぎてかなり釣り辛かったようですが、それでも船中で98尾と3ケタに迫る釣果。
この日も感度はモリモリあったようで、潮の流れが治まれば、再びバクバクの荒食いも期待できそうです。
裕凪丸では、浦島グリへのオキメバル狙いの出船は、直近では4月16日、18日、19日、20日に出船予定。
どんな魚も釣れている時がチャンスです。
今週は本格化した春のオキメバル釣りは、いかがですか?