テンヤタチウオの要ともいえるロッドセレクト。
自分の誘いに合わせて、魚の活性に合わせて様々なロッドを使い分けるのが近年の主流。
なので、船に複数のロッドを持ち込む人が大半です。
今年のシマノの最新ロッドは掛け調子のセンターアイテムと、乗せ掛け自在の7対3調子のロッドと広範囲をフォローできるロッドが発売になっているのでぜひともチェックしてみてください。
「サーベルマスターSSテンヤ」に7対3調子ながら、MHのブランクスで、乗せも掛けもできるロッドが誕生
「サーベルマスターSSテンヤ」には73MH185が登場。

7対3調子のロッドにテンヤを掛けた状態
穂先は7対3で軟らかい調子なのだが、ブランクスがMHの硬さでできているのでアワセ遅れも少なく、しっかり掛けられます。
なので、ロッドにしっかりテンションが掛かった状態で誘いを掛ければしっかりとテンヤを動かす誘いが可能。
逆に竿を止めずに穂先を動かし続けると軟らかいティップ部分しか動かないので、テンヤはその場でフワフワするような誘いをすることが可能です。
グリップにはXシートエクストリームガングリップが採用されており、1日の釣りを通して手首への負担が最大45%軽減されている。
出典:シマノ
また、リーリングのブレ、フッキング時のブレも抑制されるので、タチウオをばらす可能性も抑制されるので、釣果アップにもつながりやすくなっています。
リアグリップは脇挟みしやすい、EVA製のグリップが採用されているので、しっかりとフッキングが決まりやすいですよ。
最高峰モデル「サーベルマスターXチューンテンヤ」には掛け調子のセンターモデル91H173が登場
「サーベルマスターXチューンテンヤ91H173」の特徴を一言で表すと、「瞬掛けのロッド」と話すのは、シマノフィールドテスターで大阪湾タチウオキングバトル5代目キングの辻康雄氏。
超高感度の9対1調子のロッドはテンヤにじゃれつくような小さなアタリもしっかり表現してくれる。
なので、掛けられるアタリがしっかりとわかるので、アタリ→アワセまでの過程が短く、数釣りを狙う競技系の釣りには最適だ。
また、従来の9対1調子のロッドである91H160と比べると、レングスが長くなったことで、ヘ先での釣りでも船が揺れても、テンヤが安定しやすいので、より状況に合わせて使用できるモデルへと進化している。
こちらも「サーベルマスターSSテンヤ」同様に、エクストリームガングリップが搭載されており、1日疲れ知らずで釣りを楽しむことができる。
また、カーボンモノコックグリップが手感度をしっかり増幅してくれるので、アタリがさらにわかりやすく、穂先に出ないアタリもとらえることが出来るようになっている。

またXガイドを採用しているので、糸絡みが軽減されており、ジャーク系の誘いをしても糸絡みせず、ガイドを巻き込んで、ロッドが折れてしまうという心配も少ないですよ。
ロッドの使い分けは魚の活性に応じてかえるとよい
気になるロッドの使い分けですが、まずは乗せ、掛けともにこなすことができる、「サーベルマスターSSテンヤの73MH185」からスタート。
もし、魚の活性が高く、掛ける釣りで手返しよく釣れるようなら「サーベルマスターXチューンテンヤ91H173」を使うなどして、魚の状況に合わせて使い分けると釣果アップに繋がる可能性大ですよ。