筏からのチヌ狙いは、ダンゴなどの集魚材で自分のポイントを作って、そこに魚を寄せ、チヌの微細なアタリを取って、掛け合わせていく楽しさがあります。
そして、短竿でのチヌとのやり取りはスリル満点!
ファンが多いのも頷ける釣りのひとつです。
そんなカカリのチヌ狙いが盛んな福井県小浜湾。
沿岸各地に筏が点在していますが、小浜湾を囲む西側の若狭大島では、よい人2ケタと好調にチヌが上がっています。
チヌは雑食性の魚で、エビやカニ、虫エサ、ネリエなど、いろんなエサで釣れるので、釣り人も多種多様なエサを持参する人が多いですが、大島西村の西森渡船ではホームページに釣果を上げた釣り人が使用したエサが記載されています。
それを見ていると、マストとも言えるエサがありました。
いくつか最近の釣果投稿を列記してみると、
涙水筏で、栗東市の大野真吾氏がチヌ26〜36.5cmを20枚、エサはシラサエビ、ボケ、オキアミ。
涙水筏で、京都市の生駒氏がチヌ27〜40cmを7枚、エサはボケ、オキアミ。
涙水筏で、京都市の井上博之氏がチヌ26〜35cmを11枚、エサはオキアミ、コーン。
涙水筏で、福知山市の塩見勉氏がチヌ25〜43.5cmを3枚、エサはオキアミ。
涙水筏で、東近江市の中沢昭造氏がチヌ26〜33cmを16枚、エサはオキアミ。
冠者島筏で、向日市の辻村氏がチヌ27〜33cmを13枚、エサはオキアミ。
マストエサは「オキアミ」
ここまで列記すれば、もうお分かりですね。
そう「オキアミ」です。
GW前半にはボケやコーンで釣れたものもありますが、5月8日はチヌの釣果を上げた人全員がオキアミエサ。
万能エサとして有名なオキアミですが、ここ若狭大島の筏のチヌにも、その威力は絶大です。
例年、夏場にはエサ取りの活性が上がり、オキアミではエサが持たなくなることが多いですが、盛期に比べるとエサ取りもまだ少ない現状では、このエサが効果絶大のようです。
ただ今、若狭大島の筏はよい人2ケタ釣果が続出するなど、春のチヌが好調キープ中!
いろんなエサがある中でも、種類を絞って持参するなら、やはり万能エサの「オキアミ」はマストですね。