怪物を獲る肉厚強靭なブランクス「アルシエラ 泳がせ」登場

夢の巨魚を獲るために。

シマノから2025年、「アルシエラ 泳がせ」が新たに登場します。

アルシエラ 泳がせ

2025年05月 発売予定

出典:シマノ

夢の大物との対峙、格闘を目的として造られた「アルシエラ 泳がせ」。

怪物に“臆することなく曲げ込める”パワー、そして生きエサの動きを敏感に察知する柔軟な穂先が搭載された、泳がせ大物SPなロッドに仕上がっているようで。

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肉厚強靭のブランクス

相棒となる「ビーストマスターMD6000」や、「ビーストマスター12000」の最大ドラグ力は約43kg。

つまり、その暴力的な巻き上げパワーを「アルシエラ 泳がせ」は受け止めるパワーが必要不可欠。

「アルシエラ 泳がせ」のメインブランクスは軽量で高強度なカーボン素材と、しなやかで粘り強いUDグラス材料を組み合わせて設計。

さらに“スパイラルXコア”と“ハイパワーX”で全身を締め上げるだけでなく、大型魚にも負けぬよう肉厚設計を施し、強靭で高強度なブランクスに至った…とのこと。

また、「アルシエラ 泳がせ」は2ピース設計なのですが、ウィークポイントであるジョイント部、タフバットフェルールの設計を再度見直し。

強靭な肉厚カーボンの芯が奥まで入るうえ、バットの内側にまでカーボンを入れることで、強度の最大化を実現しています。

さまざまなファイトシーンに対応する、個性的な4つのパワーランク

M/MH150  ~“自由に遊ぶ”ショートモデル~

ロッドワークを重視する攻撃的な釣りで、スリリングなファイトを楽しみながら、ショートロッドの特性を活かし主導権を握りやすいアイテムです。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(税別)
M/MH150 1.50 1 150.1 477 2.7 50-250 361 DOWNLOCK 44.9 90,000円
MH170  ~ユーティリティモデル~

海域や水深を問わず活躍。しなやかな穂先は活餌を弱らせず自然な食い込みをうながし、強靭なバットパワーで力強いリフトアップを可能にする定番モデル。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(税別)
MH170 1.70 2 137.4 483 2.5 60-250 316 DOWNLOCK 45.4 98,500円
H170  ~ハイパワースタンディングモデル~

さらなるバットパワーを追求したハイパワー仕様。攻撃的な穂持からバット部で巨魚の反転攻勢を許さず、スタンディングで戦うアングラーにアドバンテージを与えます。7

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(税別)
H170 1.70 2 137.6 490 2.9 60-300 316 DOWNLOCK 44.1 100,000円
MH/H200  ~置き竿ロングモデル~

置き竿での釣りに対応するロングロッド。その長さとMHパワーの穂先で喰い込みをうながし、Hパワーのバットで一切の抵抗を許さず主導権を握ります。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(税別)
MH/H200 2.00 2 167.6 525 2.9 60-300 316 DOWNLOCK 40.3 110,000円

高橋 哲也氏のインプレッション

浅場から重たいオモリを付けて探る深場まで、アルシエラ泳がせは、さらに幅広い泳がせ釣りに対応できるようになった。可能な限り肉厚化したカーボン素材同士をリールシート内部で強固に繋ぐ、タフバットフェルールも強化されているし、緩みにくいリールシートとホールドポジション、ファイティングボトムに加えてマットブラック×ゴールドの見た目もいいよね。

MH170やH170はこれまで以上の安心感だし、MH/H200なんかは潮の速い釣り場の置き竿で使ってもらえる。正直H170はメーカーの謳う錘負荷表記を超えたオモリを背負っても仕事をしてくれるだけのパワーがあると思うよ。竿がゴツくて長いものだけだと「自分には手に負えない」と敷居の高さを感じてしまう人がいるかもしれない。だから自分が注目しているのは短いモデルなんだよね。いちばん印象に残っているのはM/MH150でのバショウカジキ。横流しで釣ったんですよ、ビーストマスターMD3000を使ってね。

また短いモデルだからと言って、手は抜いていない。今回のモデルはバット部をギンバル仕様にしたのでファイティングボトムも使用できるし、より脇に抱えやすいようにシート長も調整した。この“遊べる”モデルで“本気で”大物釣りを楽しんでほしいんだよね。

M/MH150は初めて泳がせ釣りをする人にも十分使えるスペックだし、短いからといって小型の魚を狙うんじゃなくて、キハダやカンパチなんかにも対応できる。やり込んだ人ならより楽しめる。カジキを釣ったのは屋久島ですね。例えるなら普通乗用車というより小型の足回りのいい車やバイクのようなイメージかな。あとはH170で20kgくらいのイソマグロも釣った。どちらも面白い竿だと思うよ。

出典:シマノ

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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