つりそくのオフィシャルクラブ、「つりそく船釣りクラブ」のメンバーが、釣りの魅力を紹介。
この記事を参考に、皆さんもどっぷりと釣りの世界にハマってください。

柿本 智子(Tomoko Kakimoto) プロフィール
新ターゲット・日本海のマフグ釣り
マフグは、フグの女王とも呼ばれますが、釣り人からはエサ取り扱い。
ショウサイフグやアカメフグ、トラフグを狙う話はよく聞きますが、マフグはあまり聞かない。
でも、今、日本海のマフグ釣りが面白いとSNSで噂になっています。数は釣れるし、サイズは大きい♪ これは、やってみなければ! と、チャレンジしてきました♪
大阪湾の船タチウオや船タコ用、ジギングタックルでもOK。オモリ60号がぶら下げられたら、ゲームロッドでも◎。7:3調子がよいみたいです。
ラインはPE2号、リーダー10号を3mぐらい。リールは電動が便利です。
オモリも仕かけも、エサのホタルイカも船長が準備してくれるから、楽ちんです♪ もちろん、アルゼンチン赤エビや、魚の切り身もOK。
このフグは、ボトムより宙に浮いてくるので、魚探を見て、船長がタナを指示。その中でタナを探って、アタリを掛けるタチウオ釣りのような、イカメタルのような…。ゲーム性が高くて、楽しいです♪
チーム戦なので、タナ共有は必須です。自然と同船の初めてさんたちとも、仲良くなれるので、これまた楽しい。
この日の当たりダナは、35~60m。ガツガツとしたアタリではなく、クンクンと微妙なアタリでした。近くにいる気配を感じて、ゆっくり上げてみたり、下げてみたり。
これだ! という明確な誘いは分からなかったですが、上手く口に掛けられると、ズッシリと重くて、グングン引き込みます♪ やっぱり楽しい!
1尾でショウサイフグ5尾分はありそうな、ビッグなマフグが、ポツリポツリとアタります。最終釣果は25尾。中には50cmを超えるメタボフグも登場。
この寒い冬は、アタリの少ない厳しい釣りを繰り返していたので、マフグの数釣りは、楽しくって、楽しくって…。大満足の1日となりました。
注目レシピ
身欠きにしてもらえるから、家に帰ってからも、楽ちん楽ちんです。身欠き後の重量もズッシリ、白子も持ち帰りました。

▲身欠きにして渡してもらえるので、助かります♪
マフグはしっかりと水気を抜いて、刺し身、唐揚げ、鍋、雑炊、アクアパッツァ。白子は焼きポン酢、天ぷらに。冷凍保存もできるので、長~くフグ料理を楽しめます。
初春のまだ釣り物が少ない時期、楽しい釣りを見付けて、すっかりトリコになりました。今シーズンは、そろそろ終わりかもしれませんが、来年の寒い冬の時期は、ホットな日本海のマフグ釣りで、心も身体も温めてみませんか。

▲白子も持ち帰り可能

▲焼きポン酢白子、美味!