特に関西では「一家に一台タコ焼き機がある」と言われるほど、昔から日本人の食卓に愛されてきた「タコ」。
そんなタコですが、不漁や物価の高騰など様々な要因からスーパーに並ぶタコの価格が高騰。いつの間にか庶民の味から「高嶺の花」になっています。
マダコの市場価値について
ちょっと込み入ったハナシをすると、タコkg当たりの卸値は2025年3月で月間平均3,088円※で取引されており、過去5年を遡ってみても最高額に達しています。※数値は大阪市中央卸売市場 水産市況情報を引用
そのため、手に取ることができるスーパーに並ぶころには、タコの値段がビックリするほど高くなっているんですね。
……でも、タコって食べたいじゃないですか。
買うのは高い。それならいっそ、楽しく釣ってみるのはいかが?
1日10パイも夢じゃない!
手軽にタコが釣れる船タコ釣りのすすめ
実は船からタコを狙う「船タコ釣り」は、全国の各地で盛んに楽しめるポピュラーな釣り。
釣りそのものは難しくなく、シンプルで簡単!
タコエギとオモリだけのシンプルな仕掛けを海底まで落とし、ロッド(竿)で仕掛けを揺らしてタコが抱きつくのを待つだけでOK。あとは思いっきりアワせるだけ!
そのため、釣りそのものをしたことがない人でも比較的数を釣ることができるので、興味がある人は積極的に釣りに行ってみて欲しいのです。
しかも、よい日、よい人だと1人で数十パイ釣れることもある夢の釣り。
ブランド明石ダコだと、一体どれくらいの価値になるのか…
初心者こそ使うべき! な、お助けアイテム
船タコ釣りで釣果を伸ばす最大のポイントは「アタリを見逃さないこと」。
アタリ=タコが仕掛けを抱くことで、抱いていることに気付かないと仕掛けを離してしまい、大事なチャンスを逃してしまうことになります。
そこで有効的なのが、「味やニオイの付いたワーム(ギジエ)」をタコエギに付けること。特に、タコの大好物であるカニ型がオススメ。
そうすることで、柔らかい素材の手足がプリプリと動いて自動的にアピールしてくれることに加え、タコが本当のエサを捕まえたと思い込み、抱いている時間が長くなってくれます!
先述した通り、抱く時間が長くなれば、それだけ釣れるチャンスが増えるので、ビギナーさんこそカニ型ワームを使ってみてくださいね。
オススメのカニワームは、釣りエサの老舗ブランド マルキユーから発売されている「パワークラブ」シリーズ。
Mサイズ、Lサイズ、BIGサイズとありますが、MやLサイズはカンナ(針の部分)に刺して使ったり、BIGサイズであればタコエギに乗せてしっかりとアピールすることが可能。
味・ニオイもたっぷり配合されているので、タコを寄せて抱かせる力もアップする初心者の強い味方です!
Let’s! 船タコ釣り!
タコの価格が上がる今だからこそ、自分の手で釣り上げる楽しさと新鮮な味をぜひ体験してみてください。
きっと、食卓に笑顔が増えること間違いなしです!