船釣りデビューで多い悩みが「船酔い」。せっかく乗船しても気分が悪くなっては釣りどころではありません。実は薬だけに頼らず、3時間前ルール+首元冷却を徹底するだけで酔う確率は大幅に下げられます。今回はその具体的な手順を紹介!
乗船 3 時間前までに3点を済ませる
① 酔い止め服用 錠剤は胃に食べ物があると吸収が遅れます。軽食を取った直後ではなく、出港3 時間前にコップ1杯の水で服用するのがベストと言われています。
② 水分補給 空腹も満腹もNG。おにぎり1個+常温の水を200 ml 程度とり、胃を落ち着かせておきましょう。
③ 乗船前のトイレ 酔いやすい人ほど緊張でトイレが近くなりがち。早めに済ませておくと船上で焦らずに済みます。
首元を冷やすと酔いにくい理由
首筋には自律神経をコントロールする頸動脈が通っており、ここを冷却すると交感神経が優位になり「胃のむかつき」が軽減されると言われます。特に初夏〜梅雨の蒸し暑い船上では、体温上昇と揺れがダブルで酔いを誘発するため、首冷却は効果大です。
乗船中の追加対策
準備も大事ですが、それでも乗船中にも気を付けることがいくつかあります。
目線は水平線へ。
スマホや仕掛けを長時間見続けない。
暑さで気分が悪くなったらジェルパックを頬やこめかみに当てる。
胃がムカムカしたら、炭酸水より常温のスポーツドリンクを少しずつ。
まとめ
出港 3 時間前の「薬+軽食+トイレ」3点セットと、首元冷却を組み合わせれば、船酔いリスクは大幅ダウン。便利なネッククーラー&冷感ゲイターなどを活用し、万全の状態で夏の船釣りを満喫しましょうね!