
小池 薫(こいけ かおる) プロフィール
皆さま、お待ちかね! 兵庫・明石エリアの船タコ釣りが解禁となりましたね! 私、ハルも例に漏れず待ちきれなくて、解禁前から船の予約は済ませていました (笑)。
今シーズンのタコさんのご機嫌は、いかがなものか!? と、その前に、タコ釣りにはルールがあります。
2025年の明石船タコ釣りのルールは…
①タコエギ、スッテの数は2つまで。
② 針は180度以内半傘タイプのみ使用可能
③針は1段のみ (2段、3段禁止)
④カエシ付き針使用禁止 (カエシを潰して使用可)
⑤100g以下のタコはリリース
⑥エサの使用禁止
そのほかにも、オモリは50号統一の船が多いですが、各遊漁船で独自のルールが設けられている場合もあるので、ホームページや予約時に確認してください。
ややこしそうですが、カエシなしのタコエギを2つだけ付けて、大きなタコだけ釣っていれば、問題なし!
私のシーズンインは、5月5日。 海上はゴールデンウィーク中ということもあり、船がいっぱい! 1日の解禁からの情報では、あまりよろしくない…。 「いや、行ってしまえば意外と釣れたりして」と、釣り人あるあるの謎のポジティブを発揮して、いざ!
…誰かが「タコの数より人の数の方が多い」って言ってたなぁ…うん。 大袈裟だなぁって思っていたけど、そうかもしれない (笑)。
いやいや! タコは、いるのかもしれないけど、釣れないだけなんだと信じる。 海底から戻ってきたオモリを触ると、冷たいんだもん! 聞くと、水温がまだ14~15度ほどで、タコにはまだ冷たすぎる。
それでも、潮の加減を考慮して船を走らせてくださり、何とか100g以上のタコが8ハイ釣れて、ありがたいことに竿頭でした!
年々、タコもスレてきているのか、早合わせをするとバレてしまう傾向にあり、この日も釣れた数と同じぐらいバラしてしまいました。 アタリ (重さ、違和感) があってから竿先を下げたり、クラッチを切ったりして糸を送り、エギを定点で10秒ぐらいトントンし続けてからフッキング! と思っているけど、我慢できなくて3~5秒ぐらいでフッキングしていたから (笑)。
私のエギとスッテの使い分けは、潮が早い時はエギタイプ、潮が緩い時はスッテタイプ。 あと、本当は秘密にしておきたかったんですが、ここだけの話、カラーは定番の黄色や緑よりも、昨年から「オレンジ」がハマっているように感じます。 「赤」じゃないんです。「オレンジ」がキモ!
ただ、時間や天候、水深、いろいろな条件下で当たりエギ、当たりカラーも変わってきますので、いろいろなタイプの複数のカラーを用意しておくのが釣果アップのカギですね!
そして、釣れている人の真似をする! これが1番!
これから水温が高くなって、タコの活性も高くなると信じて、懲りずにバンバン行きたいと思います!
釣果アップの秘訣~ワームと集魚アイテムがマスト~
エサの使用が禁止になったことで、カニ型ワームや集魚剤の使用が盛んになってきましたが、私はカニ型ワームを針に刺すのは、乗りが悪くなるような気がして、なりません。
ワームを使う時は、ボディのお尻の方に付けて、触りにきたタコを確実に釣り上げます!
私が絶対持ち込むのが、エギやスッテに直接添付するポンポンするタイプの「ノリノリタコライダースタンプ」、スプレータイプの「ノリノリタコライダー」。
集魚剤はタッパーの中で使用します。油分が多いため、滑ったり汚したりするので、周りの人の迷惑にならないように使用を心掛けています。
上記のことから、コレも使用禁止の船もあるので、確認してから使用してくださいね。