中層から誘い下げれば、どんなタナでも乗ってくる! シーズンが始まったマイカをはじめ、ヤリイカ、スルメイカと【3種のイカ三昧】が楽しめるエリアで実釣
日本海のイカメタルゲームで大人気のターゲット「マイカ」が、福井県敦賀沖で釣れ出しました。
若狭湾一帯で釣れ始めていますが、今回出掛けた敦賀沖では、本命のマイカに加えて、スルメイカ、そして例年なら終了しているハズのヤリイカもまだ釣れている状況で、3種のイカが狙えました。
そんな敦賀沖のイカメタルを楽しもうと、敦賀・色浜の日吉丸に乗船し、イカ三昧を堪能してきました。
マイカ、ヤリイカ、スルメイカが入りまじって、アタりまくる!
今期は水温の上昇が遅れていたのか、ヤリイカのシーズンが大きく延びていました。そこに、イカメタルゲームのド本命、「マイカが釣れ出した」、との朗報。
3種のイカ釣りを堪能できるとあって、当日の敦賀・色浜も釣り人で賑わいを見せていました。
17時半に出船し、ポイントまでは40~50分。水深92mラインから、パラシュートアンカーを入れて流し始めました。
「メタル(スッテ)は20号、胴突きは60号で始めてください。昨日は50mから下がタナで、下からマイカ、ヤリイカ、スルメイカの感じで、(アタリの)芯は75~85mでした」のアナウンスで、皆が仕かけを下ろしました。
夕まずめはオモリグで狙う人が多かったです。
キャストして底のタナを船下まで探ると、左舷ヘ先で2ハイのマイカ、右舷でヤリイカ1パイが上がりました。
日が沈み、集魚灯が効いてくると、今度はタナが上がってきます。本格的に釣れ出す夜の部は19時半頃に開演しました。
ヤリイカ、スルメイカまじりに、マイカ主体で上がりだします。
型は胴長13~30cm超と大小まじりですが、マイカを手にした釣り人はシーズン初物に満足気です。
ここ数日の好調な乗りが、この日も継続し、20時にはマイカを全員安打。
そこからもアタリは止まることなく、スルメイカとヤリイカも上がってきます。

▲スルメイカも胴長20cmオーバーが主体

▲ヤリイカはオス、メスともに釣れた
タナは60mから底までで、どのタナでもアタりました。
だから釣り人により、狙うタナはマチマチ。
イカの種類は「タナでの釣り分け」と言うよりは、この日は「誘いと止め」によって、その比率がかわった印象でした。
中には胴長35cmオーバーの大剣に迫るようなサイズや、ダブルもあったりで好乗りモード。

▲ヤリイカのダブル

▲ヤリイカだけでも多い人は2ケタオーバー
この日は納竿までに、マイカ、ヤリイカ、スルメイカと、3種のイカで1人22~49ハイの釣果。

▲船中全員が20パイ以上を上げて土産十分の釣果に
船中全員がイカ三昧を堪能しました。
今後はマイカがメインになってきますが、今ならまだ3種のイカ三昧が楽しめるかもです。