近年、瀬戸内エリアで人気が高まっている「ひとつテンヤ」。
関東の釣りとは違い、身持ちのよい活きエビを使い、深場・速潮をキャスティング&リアクションで攻めるスタイルが主流。
だからこそ、アクションが軽快に行える軽快さを持ちつつ、ヘビーなテンヤに対応するパワーの両立ができるロッドが必要不可欠。
kaijin瀬戸内テンヤゲーム【アルファタックル】
2025年、アルファタックルから新たに発売された「kaijin瀬戸内テンヤゲーム」は、その名の通り瀬戸内でのリアクションテンヤを強く意識して作られたモデル。
ボトム着底からエビが跳ねるような強めのアクションを連続させつつ、フォールを繰り返す作法に合わせベリーのパワーは強く設定。
さらに、ボトム感度を明確にする繊細な穂先部との2部構成アクションになっている…と。
深場でも感度を失わず、きっちり掛けていける張りも兼ね備えた「ヘビースペシャル」な仕上がりとなっているそうだ。

△ガイドはステンレス+SiCでシャクっても糸がらみに強く、糸抜けもスムーズ
MODEL | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | L1(mm) | L2(mm) | メーカー希望小売価格(円) |
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S230H | 2.3 | 2 | 118 | 101 | 1 | 12 | 4-20 | – | – | 32,000 |
S240H+ | 2.4 | 2 | 123 | 106 | 1 | 12 | 5-25 | – | – | 32,000 |
アルファタックル公式「kaijin瀬戸内テンヤゲーム」詳細ページはこちら
フィールドモニター 岡崎敬久氏のインプレッション
S230H、S240H+のどちらも非常に軽くて細身ですから手感度も目感度もしっかり出ますし、バランスも良くて1日通して使っても腕や手首の疲れは殆ど感じませんでした。真鯛を掛けた後は、固い叩きの引きにも綺麗にいなして対応できましたし、良い感じにハリが強くて魚を浮かせる十分なバットパワーもありました。既に私の釣り仲間たちは興味深々なようでデュライズに引き続き、購入を決めたようです(笑)キャストして広範囲を探りながら、最近では横流しで重めのテンヤを使うことが多いスタイルにはピッタリかもしれません。特に飯岡や鹿島では時期は限られますが、活きエビを使用できますので、まさにリアクションテンヤロッドが最適な気がします。
