アオリイカが狙える、絶好のシーズンです!
各地で、アオリイカの釣果が上がっていますが、中でも「アオリイカの楽園」と、関西の釣り人の中でジワジワと人気が出ていて、1~2kg級の大型が連日釣れているのが、和歌山の中紀に位置する「三尾川エリア」です。
アオリイカの楽園”三尾川のりき丸”
三尾川のりき丸では、カセからアオリイカを狙うことができ、2kgオーバーはもちろん、何と今期はすでに3.641kgの特大級も上がっていて、かなりよい状況。
「それは行かなければならない!」と、つりそく船釣りクラブに所属している、ヤエン釣りのベテランである青山氏と共に、5月15日にアオリイカを狙いに行ってきました。
出船は5時。三尾川漁港を出船したりき丸は、船外機でカセを引っ張りポイントへと向かいます。

▲出船前

▲出船するりき丸
今回のポイントは、港からおよそ10分ほどで、磯近くの水深6~7mの場所。磯の近くには、たくさんの藻が生えているのが分かります。
カセが固定されると、さっそく準備に取り掛かります。記者はまだ準備をしていましたが、青山氏は一足先に終わり、仕かけを投入。

▲りき丸では、現地で生きエサの購入が可能です。船長が漁で獲れたアジをアオリイカに最適なサイズまで育てているため、サイズ感、生きが◎です
すると、すぐに青山氏にヒット! アオリイカが生きアジを抱いてきました。しかし、ヤエンを入れる前に、すぐにアジを離してしまいました。

▲アオリイカに捕食されたアジ
この日は、アオリイカのアタリが何度もありましたが、ヤエンを入れる前に離すことが多々。
一般的にヤエン釣りは、アオリイカがアジをしっかりと捕食する状況になるまで、人によっては3~5分ほど待つこともあるのですが、この日はすぐに離してしまう状況。そこで、青山氏はアタリがあればすぐにヤエンを投入することに…。
それが功を奏したのか、ヤエンを入れて少しすると、アオリイカがヤエンに到達した引きを感じます。青山氏が合わせると、ジェット噴射の強烈な引き。しっかりとアオリイカが掛かりました。後は、アオリイカの引きを存分に満喫するだけ。
この時期に狙うことができる、大型アオリイカの引きをゆったりと楽しみながら、見えてきたのはグッドサイズ。無事にタモに入れて、計量してみると1.9kgのアオリイカでした。
今回、青山氏は1.9kg頭に3バイの釣果となりました。
途中、船長の見回りに同乗させていただき、ほかのアングラーに話を聞いてみると、「アタリは多々あったけど中々掛からず…。
それでもこんなにアタリがあるのは凄い!さすがのポテンシャルです」と、「アオリイカの楽園」と、言うのに相応しいポテンシャルの高さを感じることができました。
本番を迎えた、大型アオリイカのシーズン。
まだまだ楽しめるので、自己記録更新や初のアオリイカキャッチを目指して、「アオリイカの楽園」である、三尾川へと行ってみてはいかがでしょうか?
りき丸では、6月末までアオリイカの1パイ総重量を競った「りき丸アオリイカダービー」を開催しています。
現在の1位は、3.641kg!
入賞すれば豪華な賞品が貰えるかも! 乗船者全員が参加できるので、ぜひチャレンジしてみてください。