「今日が1番」は始まりの合図。明石タコ、眠れるポテンシャル解放の瞬間!【タコ釣り講習会の模様をお届け】

寄稿:樋口 輝

樋口 輝(ひぐち ひかる) プロフィール

樋口 輝 Hikaru Higuchi 2022大阪湾タチウオKINGバトル優勝者。テンヤタチウオはもちろん、ゲーム性の高い釣りはオールジャンル楽しむアングラー。テンヤタチウオで得意なスタイルは即掛け

皆さん、こんにちは! シマノフィールドテスターの樋口輝です。

この度、船タコ連載の執筆をさせていただくことになりましたので、釣れているアイテムやカラー、釣り方、情報などを紹介させてもらえたらなと思います。

今回は、明石・海蓮丸でのタコ釣りの講習会を2日間行いまして、その模様をお伝えできれば、と思います!

タコ釣り講習会の模様をお届け

開催日は5月15日と16日。

講師は、シマノフィールドテスターの吉田昇平氏と私、樋口輝です。 5月15日の参加者は10人。前情報では水温が少し上がってきたのか、解禁日と比べて、かなり釣果が上向き傾向にありました。

初日は淡路沖

メインのポイントは淡路沖で、活性に期待したのですが、釣れてくるタコの動きもスローで、まだ低活性気味。 定番の黄色、緑、オレンジカラーに反応がよく、参加者の多くが使用。 誘いは、ソフトにゆっくりと丁寧に誘っている方に、よく抱いていました。 ツ抜け以上の方が多数で、満遍なく釣れてくれました。

2日目は解禁された鹿ノ瀬エリア

5月16日の参加者は14人。この日は鹿ノ瀬エリアの解禁日となっており、漁業権を持たれている船宿が10時まで入れるポイントです。 この日は平日なのに、海蓮丸は全船が満席状態。皆さん、大変期待されていました。

5時出船で、30分ぐらいで鹿ノ瀬エリアに到着しました。 1投目から参加者がヒット。300g前後でしたが、その後も船中で満遍なく釣れており、平均したら淡路沖よりも大きいサイズでした。基本、お持ち帰りできそうなサイズばかりでした。

12代目タチウオKINGの坂氏も参加されていたのですが、2.34kgと1kgクラス2ハイ。何と、4ハイで5kgを超える釣果でした。

ヒットカラーは、特にオレンジ色がよく、潮の緩み出しや、動き出しにワームのオレンジ色がハマっていました。 この日は、曇空でローライト。海も白っぽく、日光が行き届いてない感じだったので、オレンジ系がよかったのかな? と感じました。

船長曰く、「5月1日のタコ釣り解禁日から、今日が1番釣れた。これからに期待できそう」とのことでした。 満船で予約困難なタコ釣りではありますが、これからが本番なので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

注目TOPIC 25タコマスターBBシリーズ

今期、注目して欲しいのが、シマノ25タコマスターBBシリーズ」。

個人的に、S175とMH175が好きなのですが、明石エリアのシーズン初期は、深場でスローな展開が多いです。その際には、ソフトな誘いで、なるべく違和感を与えにくいS175をチョイス。水温が上がり、タコの活性が上がってきた時は、攻撃的な誘いや、キャストをして幅広くタコを狙えるMH175といった感じの使い分けもオススメです。

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