初夏のマダラ釣りシーズン開幕!頭も捨てずに、コトコト煮込んでみてください!

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

皆さんこんにちはー。初夏のマダラ釣りシーズン開幕♪ この時期のタラは、白子や真子に栄養を取られていないから、 身がとっても美味しいのー♥ 日本海では、良型が釣れだしていますねー。

ところで、タラを捌く時、金タワシで表面のヌルヌルとウロコを取ったら、大きな頭はどうしていますか!? 「捨ててる⁉」えーっっ! それはもったいないっ! タラのヘッドには、良質なコラーゲンや旨みがタップリ入っているので、捨てずにぜひ、コトコト煮込んでみてください♪

【材料】

・4人分 タラのアラ 1~2尾分(頭、骨、ヒレの部分)
・塩 ひとつまみ
・顆粒だし ひとつまみ
・お好きな野菜 適量

【作り方】

①流水で金タワシを用いてタラの表面やヒレ部分のヌメリとウロコをキレイに取り除く。

②3枚おろしにして、身はキッチンペーパーで水分を取り除き、グリーンパーチ紙で巻いてから真空パックをする(すぐに食べる場合は冷蔵庫へ、それ以外は冷凍庫で保存する)。

③捌いた時に出たアラ(中骨、ヒレ、尾)は、大きな鍋に入れ、たっぷりの水で煮出す。

④頭は、出刃包丁とゴムハンマーを使って半分に割り、3の鍋に入れて煮出す。

⑤途中、アクを取りながら1~2時間、中火でコトコト煮込む(煮込むほどに出汁の色が黄色味がかり、どんどん旨みが増してきます)。

⑥白菜、白ネギ、キノコなどの野菜を入れ、さらに煮込む(アラには小骨が多いため、子供やご年配の方が食べる場合は、アラを煮出した後、必ずキッチンペーパーを敷いたザルで出汁をこしてから、別鍋に移して野菜を煮込みましょう)。

⑦塩で味を調えてポン酢でいただくが、お好みで顆粒だしをプラスしてもよい。

こってりとした濃厚な脂が溢れだします♪ 食べると、口がネットリするぐらいの良質な脂だけど、淡泊であっさりとした味わいなので、どの野菜でも相性がグー。そして〆には雑炊ですね♪ いかがでしたか。釣った魚は、命に感謝し最後まで美味しくいただきましょう♥ おしまい。

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