梅雨本番! さあ釣りに…と思ったら、レインウェアが水を弾かない! 慌てて撥水スプレーをシューッとひと吹き。でも、なんだかまだらになったり、効果がすぐに落ちてしまったり…。 そんな残念な結果になっていませんか?
実は、撥水スプレーはちょっとしたコツで効果が劇的に変わるんです! 今回は、誰でもプロ級の仕上がりになる、失敗しない簡単3ステップをご紹介します!
撥水剤をしっかり定着させるには、まず生地を“すっぴん”の状態にすることが超重要! 汚れや古い撥水剤が残っていては効果が半減してしまいます。
ウェアの洗濯表示を確認し、中性洗剤で優しく洗いましょう。(柔軟剤入りはNG!) すすぎは念入りに! 洗剤が残っていると撥水効果の妨げになります。 脱水は軽めにし、風通しの良い日陰で完全に乾かします。
★重要ポイント
少しでも湿っていると、水分が撥水剤を薄めてしまい効果ダウン! 「乾いたかな?」と思っても、念のため乾燥機(低温設定)で10分ほど追加乾燥すると完璧です。
ムラなく仕上げるコツは、スプレーを持つ手の動かし方とリズム! 風のない屋外か、換気できるお風呂場などで作業しましょう。
缶をよく振り、生地から約20cm離します。 肩から袖へ、身頃から裾へ、といったように一定のスピードで「一筆書き」のようにスプレーを動かします。 「シューッ、スーッ」と、焦らないのがポイント。 生地全体がしっとりと均一に濡れるのが目安。これを表と裏、それぞれ行いましょう。
★重要ポイント
同じ場所を何度も往復すると、液だれやシミの原因になります。 もし足りない箇所があれば、後から薄く重ね塗りする方が断然キレイに仕上がりますよ!
スプレーしただけでは終わりません! 仕上げに熱を加えることで、撥水成分が繊維にしっかり固着し、耐久性が格段にアップします。
乾燥機(低温設定)で乾かすのが1番簡単で確実です。(必ず洗濯表示を確認!) または、当て布をしてアイロン(低温)を軽く滑らせるのも効果的。 その後、風通しのよい場所で丸1日(24時間)ほどしっかり乾燥させれば完了です!
水を数滴垂らしてみて、コロコロと玉のように転がれば大成功!
こんな時はどうする?ありがち失敗とリカバリー術
Q. 白い粉を吹いてしまった…
A. スプレーが多すぎ&乾燥不足が原因かも。乾いた布で優しく拭き取り、軽くアイロン(低温・当て布)をかけてみましょう。
Q. すぐに効果がなくなる…
A. 洗濯が不十分で、汚れが残っていた可能性が大。次回は洗浄をより念入りに!
Q. ニオイが気になる…
A. 室内干しが原因かもしれません。屋外の風通しの良い日陰で、扇風機などを使いしっかり乾燥させましょう。
さあ、これで撥水スプレーを使いこなす準備は万端ですね!
オススメのアイテムをまとめて紹介

出典:シマノ
シマノの「ウェア撥水コートスプレー」は、生地本来の通気性(透湿性)はそのままに、優れた撥水性を加えることができます。汚れが染み込みにくくなるため、付着した汚れも簡単にお手入れが可能です。また、生地の風合いを損なうことがなく、スプレー後はすぐに乾く速乾タイプです。
■容量 170ml
■本体価格 1400円
シマノ公式「ウェア撥水コートスプレー」の詳細ページはこちら

出典:エフ・ケイ
エフ・ケイの「超撥水スプレー」は、即効性のある「フッ素」と持続性のある「シリコン」を組み合わせることで、スプレー後すぐに、そして長時間続く高い撥水効果を実現します。
特殊なシリコン技術により、一般的な製品と違って生地の繊維の目を塞ぎません。そのため、ウェア本来の通気性や透湿性を維持できるのが大きな特長です。
■容量 420ml
■メーカー希望小売価格 オープン価格
エフ・ケイ公式「超撥水スプレー」の詳細ページはこちら

出典:M.T.C.W
M.T.C.Wの「ロータス」は、シリコンの「撥水性」とフッ素の「撥油性」を両立したハイブリッドスプレーです。
従来品と異なり、有効成分を完全に混ぜ合わせる独自製法を確立。ガスを使わない「ノンガスタイプ」のため、有効成分を高濃度で配合することに成功しました。
衣類(2~3着分)や靴(3~5足分)、革製品、ゴアテックス製品など幅広くお使いいただけます。効果を最大化するため、スプレー後はドライヤーなども活用し、「完全に乾かす」ことが重要です。
(※ワニ革、毛皮などドライクリーニング不可の製品には使えません。)
■容量 150ml
■価格(税込) 2750円
M.T.C.W公式「ロータス」の詳細ページはこちら