金森 聡（かなもり あきら） プロフィール
皆さんこんにちは。 今回の船タコリレー連載に参加させていただく、ダイワフィールドテスターの金森聡です。
5月21日に船タコ釣りのイベント「NOBORDER」を、兵庫・須磨のDAIYUMARUで開催しました。 名前の如く、メーカー同士の線引きなく、タコ釣りを楽しもう！ という企画です。 タコ釣りエキスパートの方々も参加されており、いろんなお話しを聞かせていただき、大変勉強になりました。
「仕掛けの移動距離」の重要性
そんな中で感じたのは、仕掛けがどういう感じで動いているか、ちゃんとイメージすることが、釣果を伸ばす1番大事な部分であるということを再確認しました。
イメージ通りに仕掛けを動かすには、まずは自分の使っているサルカンに注目してみましょう。
一般的には、オモリとエギを2つ付ける三又のスナップを使用されていると思いますが、エギやスッテを付けるスナップの長さでも、仕掛けの動きが変わります。 極端に言えば、オモリの大きさ（長さ）以上にスナップが長いと、竿を強めに振ってもエギやスッテがあまり動いていないことが多いです。 スナップの特徴を知り、実際の竿の動きに対しての仕掛けの動きを、ある程度把握することが肝心なのです。
そして、広範囲にサーチする必要性です。
僕がタコ釣りの誘いにおいて、重要視しているのが「仕掛けの移動距離」です。 タコは泳ぎ回っているというより、その場でじっとしていて、活性が悪くなればなるほど、その場から動かなくなります。 そんなタコに対して、「仕掛けを見せる＋仕掛けの移動＋食わせ（ステイ）の間」の組み合わせで攻略していきます。 シェイク（小突き）系の誘いがダメな時などは、仕掛けの移動だけでも十分な誘いになるので、シェイクはせずに、仕掛けを移動→ステイを繰り返します。
オモリを浮かさずに海底を引きずり、その際に岩やワカメなどのストラクチャー周りを意識しながら、そういった所に仕掛けを置いてあげるイメージで、低活性時はシェイクしない方がアタリが多い時もあります。 よく釣られている方の釣り方を見ていると、やはり仕掛けの移動距離を意識して、誘いを入れているように見受けられます。
今回使用したロッドは、今期発売になった「メタリア エギタコ」。
旧モデルに比べ、自重も軽くなり、より操作性が向上し、穂先には超弾性チタン合金のメタルトップが採用されていて、海底のちょっとした変化や、タコがエギに触れた微細なアタリも、逃しにくい仕上がりになっています。 近年のエギタコ釣りも繊細な釣りになってきていますが、操作性の高い高感度ロッドにより、攻略できる幅もグッと広がると思います。
待望のマダク進化形「グレートマダク」
よりリアルな爪が搭載され、浮力のあるその爪は、水中に漂うように手を上げるようなカタチになり、ステイ時にも潮を受けてアピールし続けます。
あえてシェイク（小突き）はせず、引き釣りにてグレートマダクのポテンシャルを体感。 その日は小ダコが多かったので、メインはMサイズを使用しましたが、Lサイズでもアタリの多さは感じました！
サイズに加え、魅力的な全9色のカラー展開。 爪もフックも着脱可能で、その時のシチュエーションに合わせてカスタムすることもできます。 グレートになったマダクをぜひ、体感してください‼
