釣り人は、新鮮な魚や、丁寧に熟成させた魚を食し、舌が肥えている方が多いと思います。 そんな、皆さんの好きな魚は何ですか? 私は、いろんな魚を釣っては、美味しくいただいてきましたが、何やかんや言うて、「アジ」が大好き。
アジは、季節によって、釣れるサイズや釣り方、ポイントと、年中楽しめるのも魅力。 私にとってのアジは、常に「旬」な感じかも♪
お手軽だけど奥深い「アジング」
釣り旅によく行くのですが、アジングタックルは、いつも持参。 荷物もライトだし、気軽に楽しめます。 2週間前、アジンガーの釣り仲間から「良型のアジが夕方に釣れているからおいで!」と連絡が。
アジングと言えば、「暗い時間、常夜灯周りの明暗を攻める」が定番のイメージ。 それが、景色も楽しめる夕方前から暗くなるまでの時間、それは、女子1人でも安心して行ける時間で、釣れると晩ご飯に間に合う時間。 そんな素敵なゴールデンタイムに、家から車で30分の大阪湾で釣れるなんて。 行くしかない!
翌日、釣り場へ。 はい、釣れません。 サビキの方たちは、釣っています。 アジはいるんです。 しかし、聞いていた話ほど甘くはない。 釣れなかったけど、良型のアジをもらい、食べてみると、卵も入って、脂も乗ってめちゃ美味しい。 豆アジが増えてきている中、こんなアジが釣れるなんて。

▲夏場は、湾内で豆アジ、沖ではバチコンで尺アジが狙えます
その日から、私の放課後クラブ活動が始動。 PEラインから、感度重視でエステルラインに巻きかえ、毎日1人で足を運ぶことに。 ところが、私が行き出した日から群れは入らず、数尾の回遊を待ち続ける修行の2週間。
以下は、現場で学んだトモチンメモ。
ワームは、明るい時間はアピール重視でUVが入ったチャート系や、ラメ入りを使用。 夕方から時間が進むにつれ、シルエットが出るパールホワイトなどを使用。
ジグヘッドは、アジがいるレンジを探しつつ、明るい時間は、少し重めでボトムを攻め、軽めにかえていく。 私が行った場所では、0.6-1.5gまでを使用。 状況に応じて重さはこまめにかえる。
誘いは、キャスト後、沈めて狙いたいレンジをキープ(水中を3Dでイメージしながら)→チョンチョンと2回ほど軽くトゥイッチ→イトフケを取り、テンションを軽く掛けたままカーブフォール。 状況によっては、潮に乗せて流す感じで自然に誘うことも。
日々勉強。 毎日通っているのは私だけじゃない。 サビキのオジサマも、仕事帰りの方も、毎日のようにクラブ活動しているんです。 その甲斐あって、アジを釣ることができました(涙)。
お手軽だけど、深いアジング。 晩ご飯に1品、増やしませんか?
■トモチンのタックル
ロッド:ブラックスター エクストラチューンド S64UL-S
リール:ステラC2000S
ライン:ソルトライン スーパーライト ポリエステル 0.3号
リーダー:ショックリーダー スムーズロックプラス0.6号
お酒に合うアジレシピ
大きなアジがたくさん釣れたら、一夜干しが最高! 晩ご飯に間に合うなら、簡単に増やすもう1品としては、安定のお刺し身。身がそんなに大きくない時は、なめろう風に食べるのも大好きです。
軽快な辛口の純米酒を合わせるのがオススメ! 小さいアジは、南蛮漬けにしちゃえば無限に食べられる(呑める)♪ 南蛮漬けには、酸味やコクがしっかりした純米酒(山廃仕込みなど)が合いますよん。時間があるなら、アジフライは、やっぱりビールで乾杯!