キロアップが連発し、トップ獲得!2.3kgもゲット、船タコ釣りを満喫

寄稿:坂匠

坂 匠(さか たくみ) プロフィール

テンヤタチウオやサビキマダイ、船タコまで大阪湾、瀬戸内の船釣りは何でもこなすマルチアングラー。超理論派の釣りで、大阪湾タチウオKINGバトル2024でチャンピオンに輝きの12代目KING。

5月16日、今回は兵庫・明石の海蓮丸にて、シマノフィールドテスターの吉田昇平氏と樋口輝氏がタコ釣り講習会をされるとのことで、勉強がてらに参加させていただきました。

▲海蓮丸

この日は鹿ノ瀬エリア解禁日とのことで、気合十分で挑みました。明石のタコ釣りは5月1日の解禁でしたが、冬の海水温が例年よりも低かったためか、なかなか渋い釣果が続いている印象でした。

このため、鹿ノ瀬エリアで釣れるかどうかが、これからのタコ釣りを占うものになっていたと考えています。

さて、釣行の様子ですが、スタートから船中、至る所で良型のタコが上がっていました! これは、今日は楽しめるかなと思い、私もドキドキしていましたが、私の竿には前半は反応がありませんでした…。

今回は講習会ということもあり、お2人が隣の釣り人にアドバイスをした途端に、良型のタコを釣られるという場面もありました。私は、「ほかの人が釣れているのに、自分が釣れていない時のメンタル管理を教えてほしい」と聞く始末(笑)。それぐらい、泣きそうになっていた頃に、竿先からズンっとタコのような重みを感じました。

エギにしっかり乗るまで待つ

この日はエギを引っ張ると、すぐにタコがエギを離してしまうため、竿先を揺らしながら、慎重にタコの重みを聞いていきます。タコがエギにしっかり乗るまで、じっくりと待ち、体制を整えて一気に合わせました。

ベリベリベリっと、タコの吸盤が剥がれる感触を感じた後は、ロッドのポジションと巻きスピードを一定に保ちながら、巻き上げていきます。この時に、どちらかがブレてしまうと、タコがバレる確率が高くなるので、注意してください。

そうして上がってきたのは、この日1番の2.3kgのマダコでした! 大きなワカメも付いてきたので、それ以上の重量感ある楽しいファイトでした。

その後も、何と1.2kgのマダコを上げて、見事2ハイ総重量でのトップとなることができました!

この2ハイのヒットパターンですが、船が右に流れている状況で、私の釣座が左にあるため、仕掛けがドンドンと沖の方へ流れる状況でした。船の近くに仕掛けを落としている方が釣れていなかったため、オマツリのリスクを考えながらも、なるべく沖の方へ仕掛けを流し、置いておくイメージで誘っていたところ、この2ハイを釣ることができました。

また、数での釣果についても、ツ抜けをされた方もいたので、これからのタコ釣りはどんどんよくなっていくのでは⁉ と実感できる釣行となりました。

季節が進むにつれて、タコにとって良好な環境となっていく今後。ぜひ、明石のブランドマダコを釣って食べてみてください。ハマっちゃいますよ!

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