先日、初めての船タコ釣りに挑戦し、見事マダコをゲットしてきました!船長から直接教えてもらった、初心者でも釣果を上げるための貴重なアドバイスをまとめましたので、これから船タコ釣りにチャレンジする方はぜひ参考にしてくださいね。
アタリがなくても諦めない!潮とタコのアプローチ術
釣行当日、前半は潮の流れが速く、仕掛けがどんどん流されてしまう状況でした。このような場合、タコのアタリを取るのが非常に難しいと感じるかもしれません。しかし、そんな時こそ船長のアドバイスが光ります。
エギの選び方とセッティングのコツ
エギのカラーやタイプ選びに神経質になる必要はありません。それよりも、タコへのアピール力を高める工夫が大切です。
エギの色に、そこまでこだわる必要はありませんが、いろんなタイプのエギを付け替えて試すのが効果的です。また、2個付けにする場合は、それぞれ違うタイプのエギを付けることで、よりタコにアピールすることができます。その日のタコの好みに合わせて、積極的にエギを交換してみましょう。
フッキング率を上げる竿選びとアワセの極意
船タコ釣りで最も重要なのが、タコを確実に掛ける「フッキング」です。これを怠ると、せっかくのアタリを逃してしまいます。
柔らかい竿は、タコをしっかりと掛けきれずにバラしてしまう原因になります。船長が強く推奨するのは、9:1などの極端な先調子(硬め)の竿です。これくらいの硬さがないと、重いタコをしっかりとフッキングし、巻き上げることができません。私も硬い竿と柔らかい竿の2本を用意していましたが、やはり9:1の竿でフッキングした時が最も安定していました。
「穂先が重くなった」と感じたら、それはタコがエギを抱いているサインです。迷わず、勢いよく「バシッ!」と合わせるのが船長の教え。たとえ間違いであっても構いません。とにかくアタリを感じたら即座に合わせることが、釣果に繋がります。
タコがエギに触れた感触があるものの、なかなか抱き込まない時は、竿を軽くシェイクしてタコの抱きを促すのもアリです。エギに動きをつけることで、タコの捕食スイッチを入れることができます。
巻き上げと取り込みの注意点
ようやくタコが掛かったら、ここからも気を抜かずに。
タコを掛けたら、決して巻き上げるのを止めないでください。途中で止めてしまうと、タコがエギを離してしまいバラしてしまう可能性が高まります。勢いよく、一気に巻き上げることを意識しましょう。
リールはシングルハンドルのベイトリールが推奨されます。重いタコを安定して巻き上げることができるため、力が入りやすく、バラシのリスクを減らせます。
タコは石を抱いて上がってくることがあります。その際は、無理に竿で抜き上げようとせず、タモで掬い上げるようにしましょう。
船べりまで来たら、できるだけ手でラインをキャッチして取り込むのが安全で確実です。
初めての船タコ釣りを終えて
当日は潮が速い時間帯に苦戦しましたが、中盤から潮が緩み始め、底の状況も把握しやすくなりました。船長のアドバイス通り、硬めの竿でステイを決め、穂先に重量感を感じたら迷わずフッキング。結果、合計4尾のマダコをゲットすることができました!初めての船タコ釣りとしては、大満足の釣果です。
あなたも船タコ釣りに挑戦してみませんか?
船タコ釣りは、準備するタックルも比較的シンプルで、荷物も少なめ。手軽に楽しめる釣りです。今回ご紹介した船長のアドバイスを参考に、皆さんもぜひ船タコ釣りにチャレンジしてください!きっと、あなたもマダコの強い引きと、釣り上げた時の達成感に魅了されるはずですよ。