和歌山南紀で美味しい「アカイカ」を釣りに行こう
夏になると楽しみなのが、人気上昇中の「イカメタル」。和歌山県南部では、夏になると「アカイカ」と呼ばれる、美味しいケンサキイカを狙うことができる。
水深が浅く釣りやすい日置沖
今回はポイントまで近く、水深も30m前後と浅いため、イカメタルデビューにもオススメのエリアである、和歌山・日置沖で半夜のアカイカ釣りを楽しんできた。
7月4日、日置の日章丸に乗船し、18時に出港。

▲出船前の日章丸
およそ20分ほどで、水深28mのポイントへと到着。船長がアンカーを入れると、スタートフィッシング。
この日、序盤はアタリがなく「もしかして…」と厳しくなりそうな予感。そのまま時間は過ぎていき、気付けば20時。ようやくアタリが出始めた。
ホッとひと安心したが、警戒心が高いのか、竿先がフッと軽くなるイカパンチは度々あるのだが、なかなか掛からない。アタリがあってもすぐには掛けず、同じタナで再度誘いを入れると、またフッとアタリがあり、それを合わせてやるとアカイカが乗ってきた。

▲ベテラン青山氏がアカイカをキャッチ

▲アカイカを釣り上げた、堺の松下氏
テクニカルな状況の中、時間が過ぎていき、ポツリポツリと上がっている状況だったが、21時半頃にアカイカのスイッチが入ったのか、タナが合えばアカイカが乗る、入れ乗り状態に!

▲アカイカを釣り上げたつりそく船釣りクラブの佐野氏

▲この釣り初めての荻野氏も見事に釣り上げた
全員が次々とアカイカを釣り上げて、船は、まるで、お祭り騒ぎ。
あっという間に楽しい時間は終わり、右舷ミヨシの青山氏は80パイ超、右舷胴の間の十川氏は墨抜きをしながら、70パイ超。

▲イカメタルをはじめ、様々な釣りに精通している、釣りそく船釣りクラブの十川氏
ほかの人も40~50パイ釣り上げて、ここ最近で1番の釣果となった。

▲青山氏は80パイ超の釣果
テクニカルな状況も楽しいが、やっぱり入れ乗りは楽しい。今期の日置沖は、アカイカがすぐに乗ってこないようなアタリが多いらしいが、パターンさえ合わせれば、十分な釣果が期待できる。
美味しいアカイカ釣りを始めるなら、今がチャンス! シーズンは8月末までなので、やってみたい人は、気軽に問い合わせてみてはいかが?