夏はやっぱりイカメタル! 南紀で楽しむ「ケンサキイカ」の釣り方、現場生情報

年々人気が上昇している「イカメタル」。

今回は、水深が浅くてビギナーにもオススメの和歌山・日置沖で、「アカイカ」と呼ばれる「ケンサキイカ」を釣りに行ってきた。

▲つりそく船釣りクラブのベテラン青山氏が釣り上げたアカイカ

当日乗船した日置の日章丸で教えてもらった釣り方や、よかったカラーやパターンなどをご紹介したい。

▲日章丸でアカイカをつりあげた荻野氏

▲出船前の日章丸

タックル&仕かけ

日置沖では、イカメタルが基本。水深が浅いので、イカメタルの方が手返しが早く有利だが、潮がとても速い場合には、オモリグも有効。

竿は各社から販売されている、イカメタル専用ロッドが圧倒的に有利。リールはカウンター付きベイトリールがビギナーにはオススメだが、慣れている人はスピニングリールでもよい。メタルスッテは25号までを用意し、仕かけの上部に1.8号程度のドロッパーを付ける。

▲イカメタル専用ロッドが圧倒的に有利。写真はがまかつの「ラグゼ スピードメタル SS

▲各社からはビギナーにオススメの仕かけも販売されている

▲当日乗船していた人のドロッパー。ドロッパーやメタルスッテはさまざまなカラーを持っておこう!

▲がまかつの「スピードメタル エギドロッパー1.8 Fタイプ」。フロートタイプで潮が緩い時に効果的

日置沖のマストカラー

日置沖でのドロッパーのマストカラ―と言われているのが、赤緑、赤白、赤黄だ。この3色は安定してアタリがでると言われている。これを基本に、ピンクやブルー系、最近ではゼブラカラーもよいとされている。

マストカラーを基本に、アカイカに飽きられないように、さまざまなカラーをローテーションして使うことが、釣果を伸ばすカギとなる。

▲イカメタルでは。さまざまなカラーを持っておくのがオススメだが、マストカラーを基本に釣りを展開するのがオススメだ

釣り方

①仕かけをサミングしながら下ろす

②タナに着けば、竿を2、3回シャクる

③大きく竿を上げた後、フォールスピードに合わせて竿先で付いていく

④竿先が目線の前まできたら、5秒ほどステイ

⑤竿先がフッと浮いたり、竿先に重みが乗れば、軽くフッキングして合わせる

⑥一定速度でリールを巻こう!

アカイカのヒットパターンは、その日によってさまざま。大きく竿をシャクった方がよい場合や、小刻みな誘いがよいこともある。難しい場合は、ワンピッチジャークで誘い上げてステイ、などもよいので、引き出しを多く持っておこう!

現場生情報

取材当日よかったのが、

①カーブフォール
②竿を大きくシャクり上げてからテンションを掛けないフォールからのステイ
③大きく2、3回シャクってからのステイ

がよかった。シェイクなどのキビキビとした誘いは、あまりよくなかったように感じた。

また、カラーはマストカラーのほか、緑オレンジや青紫のゼブラ、そしてグロー系によくアタリがでたように感じた。

日置沖のシーズンは例年8月末あたりまで。シーズン中にぜひ美味しいアカイカを釣りに行ってみてほしい。

 

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