
櫻井あこ(Ako Sakurai) プロフィール
ALOHA〜! 櫻井あこです。
今回の釣魚メシは、筒抜きしたマイカに、カレー粉で味付けした野菜たっぷりのご飯を詰め込んで、トマトソースでコトコト煮た、地中海風のイカめしを作ってみました!
イカめしと言えば、北海道の郷土料理で、本来はスルメイカにもち米を詰めて、しょう油やミリンなどで甘辛く炊いたもの。有名な駅弁もあるので、食べたことのある方も多いかと思います。
今回は、暑い日が続く中、なるべく調理時間を抑えるべく、時短かつ手軽に、かつ、夏らしいボリューミーなメイン料理をテーマに考えてみました!
時短ポイントは、もち米や生米ではなく、炊いたご飯を使うことと、トマト缶やジュースではなくピューレを使うこと。
マイカに、炒めた野菜をたっぷりとまぜ合わせたカレー風味のご飯を詰め込んで、口を爪楊枝で閉じたら、あとはイカに火が通るまでトマトソースで煮込むだけ!
とっても簡単に、時短でできるのに、見た目は華やかで、お盆など人が集まる際にもピッタリなひと品です。
辛味のないカレー粉を使えば、子供から大人まで皆で楽しめますよ。美味しすぎて、一瞬で消えること間違いなし! ぜひお試しくださいね♪
マイカ 2ハイ(胴長20cmぐらい)
ご飯 茶碗に軽く1杯程度
野菜(ニンジン、玉ネギ、ピーマン、エリンギなど) 量はご飯と1:1ぐらい
スイートコーン 大さじ2
有塩バター 10g
塩 少々
コショウ 少々
カレー粉 15振りぐらい
おろしニンニク 1片分
トマトピューレ 390g
水 100ml
ローリエ 1枚
マギーコンソメ 1包
塩 少々
コショウ 少々
ドライパセリ 少々
①野菜をコーンと同じぐらいのサイズに切る。スイートコーンは汁気を切っておく。
②マイカを筒抜きにして、ワタなどを取り除いて、よく水洗いし、水気を拭き取る。
※今回ゲソは使用しないので、吸盤をこそぎ落としてよく洗い、水分を拭き取ったら切り分けて冷凍保存しておくと、炒め物や煮物や揚げ物など、何にでも使えて便利です。
③小さめのフライパンにバターを溶かし、切った野菜を炒め、塩、コショウ、カレー粉で味付けをして、ご飯を加えて炒め合わせる(火を止めて自然に冷ましておく)。
④大きめのフライパンにトマトピューレ、水、おろしニンニク、ローリエ、マギーコンソメを入れて火にかけ、煮立ってきたら塩、コショウで気持ち薄めに味を整え、弱火にしておく。
⑤マイカの胴に、③のライスをスプーンでギュッと押し込みながら、隙間なくパンパンに押し詰めて、口を爪楊枝で縫い刺しするように止める。
⑥④のトマトソースへ⑤を入れて、蓋をして弱火で5分煮たら、ひっくり返して蓋をして3分煮て、蓋を外してトマトソースがトロッとするまで、イカにソースをかけながら1~2分煮詰める。
⑦イカをまな板に取り出して、食べやすいように輪切りにカットして、トマトソースを敷いた皿に、少しずつズラしながら並べて盛り付ける。※カットする度に包丁をキッチンペーパーで拭うと、断面がキレイに仕上がります。
仕上げに、ドライパセリを散らして完成!