第3回「伊勢湾タチウオKINGワンデイバトル」を開催
年々人気が上昇している、伊勢湾の船テンヤタチウオ。
特にシーズン初期は、120cmオーバーの「ドラゴン」と呼ばれるサイズがよく釣れることから、東海エリアだけでなく、関西や関東からのアングラーも増えている。
そんな伊勢湾の船タチウオを盛り上げるため、開催したのが今回、愛知・師崎で2回目の開催となる「伊勢湾タチウオKINGワンデイバトル」だ。
今回は石川丸、忠栄丸、英造丸の3船で7月12日に開催された。
出船は6時。大会参加者たちは開会式が終わると、それぞれの船に乗船して、伊良湖水道のポイントへと移動。記者は今回、忠栄丸に乗船した。ポイントまでは、およそ40分ほどだ。
ポイントへ着くと仕かけチェックが終わり、全船一斉に試合がスタート。
アタリがあっても追わないテクニカルな状況
シーズン序盤と言うこともあり、食いが渋いことが予想され、実際この日もアタリは小さく、追いもほとんどない、かなりテクニカルな状況。
追わせるか即掛けか、合わせるタイミングが難しく、アタリがあってもヒットに繋がることが少ない。
釣れたらサイズがとにかくデカい!
そんな中でも、出場者たちはさすがの腕前で、タチウオを釣り上げていく。釣れたら大型ばかりで、船にタチウオが上がる度に「おー、デカい!」と声が上がる。
釣れたタチウオは幅指5本以上ばかり、中には8本の特大級も上がった。
そして、12時のストップフィッシング。帰港し、検量へと進む。
検量の度に「デカいタチウオですね」と声が上がり、盛り上がりを見せた。
結果発表の時間。
記者が乗船していた忠栄丸での最大重量は上山来輝氏で3570g(4尾)だったが、惜しくも全体で2位。

▲上山氏は惜しくも2位だった
それを超えて優勝したのは、英造丸に乗船した屋敷佑介氏で3840g(5尾)だった。

▲当日の入賞者
優勝:屋敷佑介氏 3840g(中央)
準優勝:上山来輝氏 3570g(中央左)
3位:丸山敬太氏 2785g(中央右)
4位:土肥栄一郎氏 2650g(左端)
5位:仲根清己氏 2250g(右端)
屋敷氏に話を聞くと「前半は厳しかったが、後半に潮がかわってからは、タチウオが50mラインでアタることが多かった。バイブレーションで誘い、ステイを長めに取ったのがよかった」とのことだった。

▲優勝:屋敷佑介氏 3840g
伊勢湾の船タチウオはこれから本番。ドラゴンを釣りたい人は、行ってみてほしい。
大会結果(5尾総重量)
優勝:屋敷佑介氏 3840g
準優勝:上山来輝氏 3570g
3位:丸山敬太氏 2785g
4位:土肥栄一郎氏 2650g
5位:仲根清己氏 2250g
協賛メーカー
愛眼/アシスト工房/イシグロ/魚矢/オーナーばり/カツイチ/株式会社 飯沼(練餌海道)/がまかつ/クレハ合繊/ゴーセン/シマノ/ジャッカル/第一精工/ダイワ/天龍/バリバス/ハヤブサ/ビーエムオージャパン/フィッシングエイト/フィッシング遊/プロックス/明邦化学工業/ルミカ(50音順)