タチウオシーズン、船上の熱気とは裏腹に、タックルボックスの中で「ガチャガチャ」と音を立てるテンヤたち。いざ使おうとすると絡まっていて、焦って指にフックが…なんて「ヒヤリ」とした経験、ありませんか?
重いヘッドと鋭いフックを持つタチウオテンヤは、その特殊な形状から収納が悩みのタネ。無造作に放り込んでいると、塗装が剥げたり、いざという時に取り出せなかったり。何より、乱雑に絡まったテンヤによるケガは絶対に避けたいものです。
そんな悩みを解決してくれるのが、テンヤそれぞれに「個室」を用意するという発想。まさに収納の最終形態ともいえる、ストレスフリーな方法をご紹介します。
収納スタイルで選ぶ、2つの「個室」
実は、この「個室」収納には大きく分けて2つのスタイルがあります。自分の釣りのスタイルや、タックルボックスの状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
まず紹介したいのが、まさにシンデレラフィットという言葉がぴったりの明邦化学工業「タチウオテンヤケースL」。 このケースの最大の特徴は、テンヤの形状に合わせて設計された専用インナートレイ。ヘッドとフックをしっかりホールドしてくれるので、ケース内でテンヤが暴れることはありません。
横置きでも安定:1本ずつ個室に収めるため、フック同士が絡まず、塗装も傷つきにくい。
一目瞭然の視認性:透明なフタを開ければ、使いたいカラーや号数が一瞬でわかる。
安全な取り出し:フックが保護されているため、出し入れの際に指をケガするリスクを激減させます。
一方、「より多くのテンヤを、省スペースで持ち運びたい」というアングラーには「インナーストッカーBM-20S」のようなケースが活躍します。 こちらは、ケース内の仕切りを使い、テンヤを「立てて」収納するスタイル。フックを下向きに、ヘッドを上にして並べることで、驚くほど多くのテンヤを整然と収納できます。
省スペース&大容量:立てて収納することで、限られたスペースに多くのテンヤを格納可能。
ヘッドカラーで即座に判断:上から覗くだけでヘッドのカラーが一覧でき、状況に応じた素早いローテーションが可能に。
「個室」収納がもたらす、釣りの好循環
どちらのスタイルを選ぶにせよ、「個室」収納がもたらすメリットは計り知れません。
安全性の向上:何よりもまず、ケガのリスクを大幅に減らせる。
時合いを逃さない:テンヤ交換がスムーズになり、貴重なチャンスを逃さない。
テンヤの保護:大切なテンヤをキズから守り、長く使える。
精神的ストレスの軽減:準備や片付けが楽になり、釣りに集中できる。
これまでテンヤ収納の「ガチャガチャ」音に悩まされていたなら、それはもう過去の話。安全で快適な「個室」収納を取り入れて、あなたのタチウオ釣りを、よりスマートで楽しいものにアップデートしてみてはいかがでしょうか。
スペック
サイズ | 素材 | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
255×190×60mm | 本体:ポリプロピレン | 中トレイ:ABS | 1980円 |
明邦化学工業公式「タチウオテンヤケースL」の詳細ページはこちら
サイズ | 素材 | 付属 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
227×169×172mm 1マスサイズ:40×37mm |
耐衝撃性ポリプロピレン | ノンスリップゴム1セット(4個)付属 | 1980円 |
明邦化学工業公式「インナーストッカーBM-20S」の詳細ページはこちら
