「エギングの釣果はギャフで決まる」。
そう言われると、少し大げさに聞こえるかもしれません。しかし、大物を掛けても最後の取り込みでバラしてしまい、悔しい思いをした経験は、多くのアングラーにあるのではないでしょうか。どんなに良いロッドやリール、エギを使っていても、ランディングの成否が釣果に直結するからこそ、ギャフ選びは極めて重要なのです。
その「最後の詰め」を完璧にこなすための答えとして、長年エギンガーから絶大な信頼を得てきた第一精工の「オートキングギャフ」が、2025年9月、「オートキングギャフ2.0」へと進化を遂げます。
オートキングギャフ2.0

出典:第一精工
なぜ、このギャフが「マストバイ」なのか。その明確なワケを3つのポイントから解説します。
釣果を左右する要素の1つに「機動力」があります。特にラン&ガンスタイルでは、タックル全体のコンパクトさが重要です。
近年人気の3m前後のショートシャフトに従来のギャフを合わせると、仕舞い寸法が合わずに携帯性が損なわれる、という悩みがありました。「オートキングギャフ2.0」は、新しく「SSサイズ」をラインナップ。これまで諦めていたコンパクトシャフトにもジャストフィットし、タックルとの完璧な一体感を生み出します。
この携帯性の高さは、どんな状況でもためらうことなくランディングツールを携行できるということ。いざという時に「車に置いてきた…」という事態を防ぎ、釣果を逃しません。
足元に寄せたアオリイカが想定外のモンスタークラスだった時、ギャフの強度に一瞬でも不安を感じれば、ランディングの動作はためらいがちになります。その躊躇が、命運を分けることも少なくありません。
「オートキングギャフ2.0」は、太針タイプのワイヤー線径を従来のΦ1.0mmからΦ1.2mmへとアップ。この強化によって、アングラーは躊躇なく、自信を持ってギャフを打ち込むことができます。
不意の大物にも臆することなく、確実に獲る。この絶対的な安心感が、釣果を確実なものに変えてくれるのです。
ランディングは、最もバラシやすい緊張の瞬間です。焦る場面で、ランディングツールの操作に少しでも手間取れば、その隙にイカは逃げてしまいます。
「オートキングギャフ2.0」では、この課題を「ワンプッシュオープン式」カバーで解決。ボタンを一度押すだけでロックが解除され、振り出すだけでギャフが飛び出す態勢が完了します。濡れた手でも、夜間でも、もたつくことはありません。
このスムーズな操作性が、ランディングを成功へと導き、最終的なキャッチ率を大幅に引き上げます。まさに「ギャフで釣果が決まる」を体現した機能と言えるでしょう。
ご紹介した3つのポイントこそ、オートキングギャフ2.0が「釣果を決める」マストバイなギャフである理由です。タックルバランスを最適化する『サイズ展開』、大物にも怯まない『強度』、そしてバラシを激減させる『操作性』。
これら全てが、アングラーの最終的な釣果を、より確かなものにしてくれます。この秋、信頼できる一本が、あなたの記録更新を力強くサポートしてくれるはずです。
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モデル | タイプ | 全長(ソリッド先径) | ギャフ直径・仕様 | ネジ規格 | 耐荷重 | セーフティーカバー | 収納ソリッド長さ | 価格(税込) |
SS | ノーマル | 420mm(Φ3.0mm) | 約Φ95mm・Φ2.5mm×8本針 | ウィットネジ W1/2 | 5kgまで | Φ53mm(最大値62mm)×100mm | 330mm | 6050円 |
S | 630mm(Φ3.0mm) | 540mm | 6600円 | |||||
SS 太針タイプ | 太針 | 420mm(Φ3.0mm) | 約Φ100mm・Φ4.0mm×6本針 | 8kgまで | 330mm | 6600円 | ||
S 太針タイプ | 630mm(Φ4.3mm) | 540mm | 7150円 |
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